The Debt ザ・デット ~ナチスと女暗殺者~ 2007
監督: アサフ・バーンスタイン
出演: ギラ・アルマゴール, ネタ・ガーティ, イエズケル・ラザロフ, アレキサンダー・ペレグ
珍しくイスラエルのモサドを扱った映画。史実に基づいたものではない。
クラッシックなスパイ映画である。この映画の良さは、洗練されたものではないが、すごくリアリティがある。とくに、ナチスの外科医が産婦人科医になり、スパイのレイチェルが診察を受けるシーンでは、スパイはこんなこともするんだと思ってしまう。ネタ・ガーティの若いときのレイチェルが、辣腕のスパイと言うよりは、新人のモサドのスパイが精一杯頑張っているんだという演技がうまい。年取ったレイチェルを演じたギラ・アルマゴールも、最後のシーンは迫力がある。これこそ本当のスパイの姿と思ってしまう。
いい映画であった。
ハリウッドのリメイク版が2010にできている。
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