ポリスコンサートツアー;スチュワートの最近のインタビュー記事から

最近のスチュワートのインタビュー記事が載っていた。これが、かなりおもしろい。ローリングストーン誌のスティングの発言とつなげると今後のポリスについて占うことができる。
最近はセットリストからMudder by numberとSpirits in the Material Worldが落ちているけど、心配してた通りスティングの喉の調子からかもしれない。コンサート中に喉にスプレーをしているようだし、曲によってはキーを落として歌っている。スティングのソロコンサートよりも、ポリスコンサートの方が喉を酷使するだろうから。ヴァンクーバーから徐々に一曲づつ落ちて行ったのはスティングが喉の調子を見て曲目数を減らたのではないだろうか。
Reunion is fun, but Copeland says there's more to life now
By Kevin C. Johnson
POST-DISPATCH POP MUSIC CRITIC 07/01/2007
http://www.stltoday.com/stltoday/entertainment/stories.nsf/music/story/9FCD44D00FF3FEA8862573090079F477?OpenDocument
1.今回再結成して、スティングとサマーズと一緒にやってどう思うか。
すべてが全く違うし、そして何も変わっていない。僕たちは成長したし、それをグループの中で活かせるし自分たちの生活も安定しているし。自分たちの趣向や好き嫌いは、岩のように堅く下の方に埋もれているしね。
2.コンサートのレビュー記事はどれくらい気にしているのか
僕はできるだけ読むようにしているよ。人がどのように感じるかわかるしね。たいていはちゃんとした大きな雑誌のちゃんとした場所に書いてある記事がいいね。僕は自分に忠実だし、バンドもレビュー記事で、傷ついたりすることはないからね。
3.ポリスの昔の曲の再解釈はどうおもうか
最初は難しかったけど、スティングはアレンジする王様だからね。彼は、20年以上ずっと演奏して来たから彼がそうしたいのは理解できるよ。彼の創造性は決して止まらないからね。巨大なゴリラをいつも満足させなくてはいけないんだ。そりゃ楽しいしまた大変なことだよ。だから僕とサマーズは個々にいるのさ、怪物を満足させるためにね。
でもそれでもどうしようかと思うよ。だってファンには、カン(CD)の中に書かれたものをそのまま与えないといけないと信じているからね。ファンがコンサートで聞きたいのは、新しいバージョンではないからね。ただ、新しくアレンジしたものが実際はしたいよ。それに、それは大きな違いはないからね。
4.今までは最もアレンジが難しかった曲は、
"Don't Stand So Close to Me."、これはまだうまく行っていないね。もしかしたら外すかもしれないね。僕たちも演奏して楽しくないし、ファンもそうだし。
5.再アレンジできなかった曲は、あるのか
"Message in a Bottle." これはダイアモンドみたいに、もう一度作り直したり切ったりできないね。何ももう手が付けられないんだ。この曲は、僕たちがどのようにアレンジしようとしても抵抗するんだ。何度もやってみたけど、曲自体が、このままが良いと言うんだ。
6.違った曲をセットリストに入れることはあるのか
スティングはたくさん曲を書いているし、入れたいんだけど。それは、他の曲をはずさないといけないんだ。スティングの声の問題があって、それほど多くの曲はいれられないんだ。
7.ヴァンクバーのコンサートについてブログで書いたことについては
あれは、たんなるプライベートの小さなサイトの個人的なちょっとしたジョークさ。多くのアーティストが同じことをしているよ。僕のブログは、自分の演奏の評価を書くところだし、それに自分に対して厳しい評価をするところだからね。 演奏中は笑顔で通しても、本当はうまく行ってなかったり、ブログで書いたようにbig disasterだったりするからね。観客は気づいていないからね。だから内輪ギャグを、ちょっとしたファンと共有しただけさ。それをReutersが取り上げて、おかしく脚色しただけだよ。
8.スティングとアンディはそのブログにたいしてどう反応したの?
二人ともユーモアのセンスはあるよ。最初は間違った側から聞いたけど、それから二人とも理解したよ。僕たちは、自分たちの一番厳しい評価家であるといえるし、だからその評価は自分たちへ最悪のものになるさ。でもあの演奏はグレートだったよ。
9.作っている新しい曲やアルバムとかは、
スティングは今までにもたくさん曲を書いてるし、すばらしいのがいっぱいあるしね。僕は新しい曲を書いてとはたのんでいないよ。それにいまのに味付けをしてとも頼んでいないよ。僕たちが作った曲でやることがいっぱいあるしね。
10.これはポリスとして最後の活動なのか?
今のツアーを楽しんでいるよ。これは、すべてを消費する怪物だよ。僕は家を離れているし、それには慣れていない。僕は他の生活があるしね。書かなくてはならない交響曲もあるし。僕の音楽活動の多くは、このグループとは関係がないかね。
ドラムの演奏を彼らと一緒にするのは、すばらしいことだけど。ドラムの演奏以外にやることがいっぱいあるし。限りがあるということも楽しくさせる要素さ。終わりが来たら、握手してお互いにやったねと言うことさ。
11.他にどんな再結成が見てみたいか?
ABBAかな、ちょっとしたジョークだけど。彼らは、本当にいいポップミュージックをしたし、今は多分かなり醜いだろうけどね。でも僕たちも醜いし、でもまだ演奏しているからね。