ポリスコンサートのオープニングバンド:フィクション・プレイン

オープニングコンサート開始7時半には、まだ会場にはまばらにしか人がいなかった。そしてフィクション・プレインの演奏が始まった。隣のおじさんは、81,82,83とポリスのコンサートに行ったのだと僕に自慢をして、しばらくしてビールを買いに席をたった。そしてフィクション・プレインの演奏が終わってから帰って来て今のバンド、悪くないね、"ポリス"に似てと僕とその隣のカップルにそう言った。そこで僕が、リードボーカルはスティングの息子だよと僕が言うと。みんなが"えー、うそー"と驚いた。だってあの声はスティングにそっくりだよねと僕が付け足した。
といっても僕も昨日のファクラブで日本人方から聞いて知ったばかり。リードボーカルの名前はジョー・サムナー。父はゴードン・サムナーだ。さすがに父のすばらしい喉を受け継いでいるのは聞いていてすぐわかる。すごい。バンドは前は4人構成だったようだけど、ポリスの同じベース、リードボーカルのジョーにリードギターとドラムの3人構成。曲もポリスのようなそして少し新しい雰囲気をもった曲を演奏している。彼が、スティングの息子と知ってから、聞いているから先入観が入っているのかもしれないけど、悪くないこれから伸びるバンドであるのは予感できる。
彼らを見て、やっと今回の再結成をスティングから言い出したわけがわかった。スティングが、子どもにポリスを見せたかったのと、一緒にツアーを回りたかったのだろう。それは、父親冥利に尽きるね。