ポリスコンサート:2007.7.28 ボストン フェンウェイ

2007/09/03 09:02
Boston fenway Concert 7/28
しばらくblogから遠ざかっていた。ポリスコンサートについては、あまりに出来事が多すぎて書けなかったこともあるけど。 

昨日の余韻が覚めないまま、まずMuzeと待ち合わせした、Hey Marketへ。バンクーバー以来の再会。そしてPerrylとその娘さんを待って、僕の推薦するNeptune Oysterで食事する。Perrylとは始めてなんか普通のいい人という感じ。Muzeもどちらかと言えば普通の人だ。とも二人ともこの数ヶ月で4000以上もポストするとは考えられない。
その後3人と分かれてまずAndyの写真が展示されてあるギャラリーへ。ここのスタッフとは顔見知りになっているし、チーフのエリザベスとステファニーはともに気さくで感じが良い。しばしば昨夜のパーティの話になって、アンディは終始上機嫌であんなに2時間以上もファンの相手をしてくれるとは思わなかった。と言っていた。そしてAndyのハードカバーの本を見つけて売っているのと聞くと、昨日来た人に頼まれている本だとのこと。当人宛の名前を入れてサインしてくれるらしい。親切にも僕のもいいわよと言うことで早速頼んでしまった。後日聞いたら1時頃アンディは一人で現れて、快くサインをして帰って行ったらしい。

そしてhynes convention center正面のPour Houseへ。ファンクラブのパーティへ。ここで多くのファンクラブサイトのヘビーポスターに出会う。僕はどちらかと言えば名前を覚えるのが得意でないし、特にユーザーネームはまた覚えるのが大変。そこで、一度自己紹介しても僕の方が誰なのかわからないことが多い。相手はなぜだか僕のことを知っている。日本名を使っているのは僕くらいだからだろう。その日は5時からBest Buyの VIP PASSが当たっていたので6人がそこに参加することになっていた。ファンクラブのパーティを早々に引き上げてフェンウェイに行こうとしたら外はどしゃ降りの雨になっていた。タクシーに乗る時間だけでずぶぬれに近い状態に。後で聞いたら、このどしゃ降りで、パブも洪水状態になったらしい。本当にPour(降り注ぐ) houseだって。
ViP Police Station PASS
フェンウェイ球場の外でBestBuyの受付会場を見つけてPolice VIP PASSと書かれているプラスティックカードをもらって首にかける。これがその後マジックを起こすのである。そこで、東洋系の二人がBest BuyであたったチケットをもらっただけでなくVIP PASSももらえないかと言っている。不思議な二人だと思ったら、彼らがポリスのコンサートツアーを巡りポリスファンのドキュメンタリーを記録しているマークとユージーンだった。係員に連れられて通された場所がすごい、なんとレッドソックスのダッグアウトの奥がVIP PASSの部屋になっていた。後でダックアウトで撮った写真をボストンの人に見せるとポリスのコンサートに行ったことよりもそれにしきりに感心された。そしてダックアウトにある電話で友人は遊んでいたよと話したら目を丸くして驚いていた。ここには長年レッドソックスファンであっても入れないのかもしれない。
噂に聞いたモロッコ風のティーと食事サービスがあった。ティーは少し甘くておいしい。これはスティングの好みだろうなと思った。そう言えば、コンサートの時にThank you for a cup of teaなどと言ってお茶を飲んでるのをよく見る。きっとこのお茶を飲んでいるんだろう。FPのmeet&greetは無かった。これはどしゃ降りの雨のせいだろうか。その後別の集団がVIP PASS stationに現れた。グリーンのワッペンを貼っている。何なんだろうと思っていたら、sound checkに参加した人たちだった。今回は雨のため1曲しかしなかったと残念がっていた。ただ5−6人の家族がその中に入っていたから、何かコネがあったのだろうと思ったのだけど。

コンサート会場へ
さてボストンフェンウェイは言うならば、僕のホームコンサート会場。ここにはMSG以上にお金をかけていた。Auctionで買った5列目の通路側の席。これは最前列を狙うことができる絶好の席である。まず、フィクションプレインを見に席に着く。こちらはトロントと違ってアンディサイドの席だった。昨日会ったばかりのアンディがステージの目の前に現れるとは信じられない。なんとこの席の周囲に、昨日アンディの個展であったファンのカップル2組に出あう。やっぱりクレージーなファンはどこまでも同じ行動をとるよなと感慨深げになった。地味だけどヴァンクバーのFCshowのDress reharsalと書かれてあるTshirtをその日着ていた。これは実はなかなか目立つ。当然ヴァンクーバーに行った人は声をかけてくるしそれ以外の人もバンクーバーに行ったのと聞いてくる人が多い。フィクションプレインのコンサートが始まると、ジョーは僕を見つけたようだ。最初は座っていたけど立って聞いていたら、後ろから人が着て僕に声をかけて、バンクーバーに行ったの僕も行きたかったんだ。と声をかけられた。そしてフィクションプレインは良いよね、昨日パラダイスに行ったよと話しかけられた。僕も行ったよと言うと。デジタルカメラを見せてスティングに会ったんだ。と言ってスティングと並んだ写真が見せられた。ああああ。僕は握手だけだ、上には上がいるよなと感心させられた。(名刺をもらったので、後でチェックしたら、パラダイスの照明、映像関係をやっている人だった。それならスティングと写真を撮っていてもわかる。)
そしたら彼が一番前で見ないかと言うので、セキュリティーも優しそうな人なので、まず最前列の雰囲気でも味わおうと思って最前列に立つ。なかなかいいよな。そして昨日知り合いになった親子の二人にも声をかけてみんなで最前列でフィクションプレインの応援をした。でも最初から7列目に立って踊っている人がいるのである。この人が少し気になっていたのであるが、後で思うと彼はスティングのお兄さん?何にしても家族に違いない。横にトルーディーとスティングの子どもたちがが座ったから。
フィクションプレインのコンサートが終わって、また挨拶に行こうかと思ったけど、どこかわからず断念。Fenwayはやはり広いな。
ポリスのコンサートが始まる前に
コンサート会場の通路にはバリケードの前とその中にセキュリティーの人が座っている。フィクションプレインの時から最前列でたって踊っていたから顔を覚えられている。そして首にはVIP PASSのカードが(本物でなくてBest Buyのだけど)。6列目にいる昨日Andyの会場であったRodgerは記念撮影をするついでに7列目にいるトルーディーを中に入れて撮っている。ははっは。
ボブマーリーのGet Up, Stand Upがかかる。この曲で観客が立つ時は、観客の乗りが良い時。さて観客が立った。
舞台が上がる効果音とともに、スチュアートがドラムセットともに出現。アンディが右袖から舞台へ。そしてスティングが現れると同時にスチュアートのゴングがなりMessage in a bottleが始まる。うぉーという歓声とともにみんなで歌い始める。すぐに観客が通路側に出てくる。セキュリティはあまり注意しない、いまだと思い最前列へ。セキュリティの通路にある椅子の横に立つ。セキュリティは注意しない。やったー最前列に立てた。注意されるまでこのバリケードを掴んでfireだ。しばらくして後ろ振り返るとセキュリティは僕の後ろに立って監視している。やったー最前列を確保!!
セットリストは、トロントと変わらない。
スティングが、トロントと同じように無名時代にボストンでもコンサートをしたことパラダイス、オルフェウスなどのコンサート会場の話をした。またフェンウェイでコンサートができるのは光栄だと話した。今までに5回しかコンサートをしていないらしい。
Message in a Bottle 
Synchronicity II 
Walking On The Moon 
Voices Inside My Head 
When The World Is Running Down 
Don't Stand So Close To Me 
Driven To Tears 
Truth Hits Everybody 
Bed's Too Big Without You 
Every Little Thing She Does Is Magic 
Wrapped Around Your Finger 
De Do Do Do De Da Da Da 
Invisible Sun 
Walking In Your Footsteps 
Can't Stand Losing You 
Roxanne 
King Of Pain 
So Lonely 
Every Breath You Take 
Next To You 

スティングとアイコンタクト??
スティングがアンディとギターの競演をしている時こっちを見て、目を止めたような気がした。昨日握手したやつだなんて思ってくれたりして。
雲の隙間から満月が右手に昇って来た。野外コンサートの醍醐味だ。

コンサート終了後に、フェンスの中に座っていたセキュリティの人と話す。"You've done good job!!"と話しかけられ、なんか認められた感じ。そしてなにか記念に欲しいんだけどなにか落ちていない?とお願いすると。なんとなんとスチュアートのドラムステックを捜してくれて、僕に向かって投げてくれた。キャッチ。なんと、この二日間の間に3人の記念となるものを手にしたとことと、あこがれの最前列を手に入れた。おおおおおーーー。
(このセキュリティの人とは、翌日も会って、ハイタッチをした。)
ボストンのセキュリティーの人は本当に優しい。これはレッドソックスのファンが関係しているかもしれない。それにしても、今回は僕にとってホームゲームと実感した日だ。みんなが味方してくれたのだから。

コンサート中に逮捕者がでたと翌日の新聞に出ていた。どうして逮捕されたのか、後で聞いたら、コンサート中はダイアモンドフィルードの中は人が入れないようにしてあるのだが、そこに入ったようだ。そこはステージよりも神聖な場所なんだから。
その後、近くのパブへ。そして僕のドラムスティックを見てまたもやラッキーだとみんなに言われた。