Muscat Bailley A マスカット・ベーリー A

Muscat Bailley A マスカット・ベーリー A

栽培地 山形県、長野県、新潟県、山梨県、石川県、岡山県、島根県、宮崎県ほか
1927年、川上善兵衛が開発して登録した。川上善兵衛が開発した品種の中でも最も普及しており、川上善兵衛ゆかりの岩の原葡萄園のある新潟はもちろん、北海道を除く本州と九州で広く栽培されている。2015年度の受入数量は3374t。日本ワインの全体の中では13.4% をしめ、甲州についで2番目に多い。一方赤用品種の中では最も多く、日本でもっともおおく造られている赤ワインはマスカット・ベーリー Aのワインになる。県別の受入数量が最も多いのが山梨県で2025tで、山形県、長野県が続く。山梨県が日本全体の60.9%を占めている。生食用も兼ねている。
樽熟成のあるなしの赤ワイン、ロゼ、スパークリングワインの赤とロゼなどスタイルは多様。樽熟2年以上の長期熟成タイプも近年増加中。
ワインは甘いキャンディ香が特徴的で、渋味が穏やかなものが多い。仕立ては棚仕立てが主流だが、一部垣根仕立てもある。
ベーリー X マスカット・ハンブルグ

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