Vosne-romanée 1er Cru Les Suchots François Lamarche 2013 ヴォーヌ・ロマネ レ・スショ フランソワ・ラマルシェ

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Vosne-romanée 1er Cru Les Suchots François Lamarche 2013Vosne-romanée 1er Cru Les Suchots François Lamarche 2013 ヴォーヌ・ロマネ レ・スショ フランソワ・ラマルシェ

外観 澄んだやや濃いめのルビー色
香り 抜栓後は20分くらいは閉じている。ただくすんだような感じで、グリーンのハーブはしない。還元臭としては普通な感じである。次第に赤い花(ローズ)、赤い果実(レッドチェリー、ラズベリー、レッドブラム)、黒系果実(マルベリー)、黒い土、トリュフ、クローヴ、アニス、鉄などがある。やや揮発酸は多め。
味わい 澄んだピュアな液体である。熟した果実、タンニンは溶け込んでいて非常に細かで、液体に少し粘性があるテキスチュア。酸は豊かで、アルコールは中等度からやや上。余韻は長く、複雑なミネラル、豊かな果実味が長く続く。

2013年のラマルシェである。ラマルシェは、リアルワインガイドで今注目の生産者で2000年以降確実にワインが良くなってきているし、2010年以降は目を見張るできになってきたそうだ。2013年のエシェゾーを試飲会で飲んで僕もびっくりした。上品で優雅で魅力的なエシェゾーだった。
このスショは、ヴォーヌ・ロマネらしく、やや濃いめで鉄分を感じさせる味わいである。ただ、スショからもラマルシェの美味しさが伝わって来る。まだまだ感動するほどではないが。もう飲めるんだが、まだまだ待ったほうがいいだろう。ただ5年くらいかなり美味しくなっているかも。



2013 ブルゴーニュ
春は湿って、寒く天候はひどかった。発芽から房形成は、前年の2012年の天候不良の結果悪くなっていたが、この春の天候不順でより悪くなった。その結果強いミルランダージュになっていた。6月23日のひどい雹によって収穫量はさらに減少した。特に、ペルナン・ヴェルジュレス、サヴィニ・レ・ボーヌ、ボーヌそしてポマール、ヴォルネイ、ムルソーまで被害が強かった。幾つかのドメーヌで90%の収穫を失った。他は、例年の30% 減である。

天候は、7月が始まるまで好転しなかった。7月は日照がよく、時々非常に暑くなった。8月は概ね良好な天候で、夜は気温が下がった。9月に入った時に天候は崩れ、寒く湿った日が続いた。しかしその後概ね乾燥して、晴天まではいかないが明るい日が9月末まで続いた。最初のシーズンの始まりから、収穫が遅くなるのが予想されたが、それは現実になった。9月10日から収穫が始まり、シャルドネは、9月の25日から始まったが、多くの人は次の週まで収穫を待った。

7月8月の天候が良かったせいで、最初の寒い湿った春を補うことがで来た。黒ブドウの出来はかなり良く、特にコート・ド・ニュイ、特に北側のシャンボールミュジニ、ジュブレは良かった。しかし一番重要なことは選果であった。
酸は高いが、果実の凝縮がありそれは悪い方向に向かない。白ワインは品質は低めで酸が高すぎ、果実の凝縮度が低く、深みがないと。

テイスティング: 2017年4月 1日
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