Dugat-Py Gevrey-Chambertin Les Evocelles VV 2009 ベルナール・デュガ・ピィ ジュヴレ・シャンベルタン レ・ゼヴォセル ヴィエイユ・ヴィーニュ 

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Dugat-Py Gevrey-Chambertin Les Evocelles VV 2009Dugat-Py Gevrey-Chambertin Les Evocelles VV 2009 ベルナール・デュガ・ピィ ジュヴレ・シャンベルタン レ・ゼヴォセル ヴィエイユ・ヴィーニュ 

外観 エッジに少しオレンジがある濃いルビー色
香り まだまだ閉じ気味の赤系果実、黒系果実、ヴァニラ、スパイス、赤い花、クローブ、黒い土、なめし皮、ナツメグ、マッシュルーム、
味わい 熟して凝縮した果実がねっとりと口の中に広がる。アルコール度はやや高め、フルボディである。2009年にしては、酸は中等度の少し上くらいでバランスが崩れているわけではない。果実は黒系果実、赤系果実が混じっているがまだまだ塊であって解けた味わいでない。余韻は長め。

やっぱりデュガ・ピィは濃い。それも2009だから尚更である。これはセットについてきたワインである。エチケットが汚れているので安かったと思うんだが、いくらで買ったかは覚えていない。このボトルを見たときにちょっと噴いているのかと思って酸化のニュアンスを探したがそれはなかったし、吹きこぼれていなかった。そのため予想よりも硬く閉じている。まだまだ飲み頃には遠いか。


ベルナール・デュガ・ピィ
1990年代の中盤は、抽出が強いと言われたが、現在では、樹齢が高くなり、収量が下がったため凝縮度が高く、非常に果実感に溢れ、そしてモダンなスタイルでありバランスが取れている。
従兄のクロード・デュガと並び、カルト的な人気を誇るベルナール・デュガ・ピィ。
醸造法はクロード同様、低温マセレーションはなし。一方、完全除梗のクロードに対し、ベルナールはアペラシオンによって梗を残す。
特級についていえば、量の少ないシャンベルタン(量的に恵まれた年でも1樽しか出来ない)とマジは100%全房。マゾワイエールは60〜70%、シャルムは40〜50%の梗を残している。
1級以上はすべてフランソワ・フレールの新樽100%熟成。

テイスティング: 2017年2月28日
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