Bourgogne Pinot Noir Robert Sirugue 2014 ブルゴーニュ ピノ・ノワール ロベール・シュルグ
外観 エッジに紫はないがまだまだ若々しい輝きのあるルビー
香り 開けてからしばらくしても閉じ気味、次第に完熟した赤い果実、スパイスが出てくる。新樽は控えめかほと温度ない。
味わい 甘くフレッシュな果実が口の中に広がる。味わいの方がかなり開いている。酸は豊かにあり、果実とのバランスがいい。余韻は中等度。液体はちょうどよく凝縮しており、まろやかな味わいがある。ACブルゴーニュしてはかなり美味しい。
最近ブルゴーニュの値段が跳ね上がっているので、AC ブルゴーニュも買うようになった。早くから飲めるし、そのヴィンテージの特徴や最近の醸造具合を占うためにも手に入れて早めに飲んでおくようになった。
ロベール・シュルグのACブルゴーニュは、やはりヴォーヌ・ロマネに居を構えているからか、ヴォーヌ・ロマネを感じさせる甘やかでやわらかでジューシーな果実感がある。まだまだ閉じ気味で5年位待つとかなり美味しくなりそうである。
AC ブルゴーニュ、ヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニー・レ・モンビエ 、ヴォーヌ・ロマネ・ヴィエーユ・ヴィーニュ 、ヴォーヌ・ロマネ・1er・プティ・モン の順で開けていくとしても、20年以上かかるかも。それまでに飲んでしまいたいのであるが。グラン・エシェゾーも飲みたいんだが。
ロベール・シュルグ Robert Sirugue
醸造責任者 マリー・フランセ
マリー・フランセは、ロベール・シュルグの娘である。
1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。40人もの人員を動員し、手作業で収穫作業を行っています。（100％除梗）
リュットリゾネといわれる化学薬品を使用しない害虫対策など、高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年~40年)働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。
また数年前からD.R.Cが現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより品質が飛躍的に向上しました。今後、目の離せない造り手のひとつです。
最近の試みとしては収穫した葡萄をなるべく潰さないよう発酵槽に入れ、果汁を疲れさせないようポンプの使用を避け、バケツでの移動に切り替えたり、ピジャージュの回数を減らすなど、より昔ながらの手法に切り替えている事が功を奏しています。
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