Le Mont Vouvray Sec Huet 2013 ヴーヴレイ・ル・モン セック ドメーヌ・ユエ

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VouvleMonSecHuet2013.jpgLe Mont Vouvray Sec Huet 2013 ヴーヴレイ・ル・モン セック ドメーヌ・ユエ

外観 やや濃いめのイエロー
香り アカシア、ハニーサックルなどのふくよかな白い花、黄桃、白桃、青リンゴなどの熟しているがフレッシュな酸のある果実、ミネラル、乾いたわら、火打石、
味わい 濃厚な果実感と綺麗で豊かな酸がある。中盤にあるしっかりした果実感、ミネラルそして酸が口の中に広がる。余韻は長く熟した果実、ミネラルが長く口の中に残る。ややしっかりめで少し甘さを感じる辛口。全体によくまとまった上品な味わいである。最後のすこし苦味を感じさせる甘さがシュナン・ブランだろうか。

アルコール13%
品種:シュナン・ブラン 100%

すごく果実が凝縮している。そしてピュアである。口に入れた時に生の果実を噛んでいるような味わいがある。そしてすこし甘さと軽い苦味を感じさせる。この苦味は果皮からでなく土壌からくるものだろうか。それにしてもワンランク以上上のシュナン・ブランである。さすがユエである。

ドメーヌ・ユエ Domaine Huet
ぶどう栽培はビオディナミで、辛口から甘口までのワインを造りますが、その年のぶどうの出来によって造るスタイルを変えているほどのこだわりの造り手。その年の野生酵母とぶどう自体の糖分によって、自然と甘口〜辛口に仕上がり、人為的に発酵を止めて甘口を造ることはしないそうです。

伝説の造り手ドメーヌ・ユエの歴史は、1928年にガストン・ユエがヴーヴレの「ル・オー・リュー」の畑5haを購入した時から始まる。現在は、4つの区画、「ル・オー・リュー」「ル・クロ・デュ・ブール」「ル・モン」そして、2001年に新たに購入した「ドメーヌ・ド・ヴォダニ」を所有した。
ガストン氏の引退後、1976年より当主となった娘婿のノエル・パンゲは、ドメーヌを引き継いで間もなくビオディナミによる栽培の可能性に注目し、1991年より全ての畑にビオディナミを導入。1987年以降補糖も一切しない。

テイスティング: 2016年12月 9日
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