Chardonnay Bernhard Huber 2013 シャルドネ ベルンハルト・フーバー

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HuberChardo2013.jpgChardonnay Bernhard Huber 2013 シャルドネ ベルンハルト・フーバー

外観 やや濃いめのグリーンが少し入ったイエロー
香り 開けたては還元臭が強め、強めの新樽の香り、黒いスパイスとミネラル、白い花、レモン、ライム、ブタースコッチ
味わい 強い酸と強いミネラルを感じる。ややブルゴーニュとは違うミネラル感である。果実味は中等度、新樽のヴァニラ、軽めの渋み、そして最後に少し甘めの乳酸の味わいがしっかりと感じられる。余韻は長め。

初めてドイツのシャルドネを飲んだ。フーバーのだから期待していたのだが。全体にバランスが悪い。新樽が強すぎで酸がMLFをしても非常に強く感じる。酒石酸が多いんだろう。果実感もあるんだが、強めのミネラルとのバランスも悪い。どちらにしても新樽率はもっと下げたほうがいいか。最近のシャブリのように仕上げて欲しかった。それとももう少し熟成させたほうが美味しいんだろうか。
フーバーのシャルドネということでかなり値段は高いのでもう少し美味しいほうがいいか。

フーバー、シャルドネ、トロッケン
こちらは新当主ユリアンこだわりの1本。ブドウをプレスする機械を、コシュ・デュリなどが使用する、粗く絞る旧式のものに切り替えて造られました。これにより、従来より澱の量が2倍ほど増えることに。「澱との接触時間を長くとった方が、その土地のテロワールがしっかり表れる」というのがユリアンのポリシーです。酵母と接する面を増やすことで、火打ち石のような独特な香りが生まれます。

オーク新樽で18ヶ月以上熟成後瓶詰め。
アルコール 13.7%、残糖0.1g/l、酸度6.9g/l
バーデン地域、ブライスガウ地区、マルターディンゲン村
シャルドネ100%

テイスティング: 2017年1月27日
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