Vino Rosso Pied franco Calabretta 2007 ヴィーノ・ロッソ ピエ・フランコ カラブレッタ
外観 濃いめの澄んだルビー色
香り 赤い凝縮した果実、少し甘い香り、強い乾いたミネラル、
味わい 綺麗な酸と熟した果実がうまいバランスであり、それに強いミネラルを感じる。上品な味わいである。酸も豊かである。アルコール度数はやや高め。タンニンは溶け込んでいる。ブルゴーニュにしては深い森のような雰囲気や出汁のような旨味はないが、乾いた土を感じさせるミネラルの質である。ただ赤い果実と酸そしてこの独特なミネラルが上品にバランス良くある。余韻は長く、ミネラル、果実感が長く続く。
アルコール度数13.5%
イタリア シチリア
自根のネレッロ・マスカレーゼ 100%
これは特別なワインである。おそらく日本に入ってくる本数は本当に限られているだろう。これは、フィロキセラの被害を受けなかった畑で作られた自根のネッレロ・マスカレーゼで作られたワインである。でもエトナ・ロッソと名乗っていない。ヴィーノ・ロッソである。本当にエレガントであり、ミネラルが豊富。香りも独特なミネラルの香りがあり素晴らしい出来である。
ネレッロ・マスカレーゼもかなり知られるようになり世界中で取り合いなのかもしれない。値段もピノ・ノワールと同じくらいになってきている。注目される作り手のワインは早めに買っておいたほうが良い。でもこれは、特別にお店で出してもらったのもの。普通は手に入らないそうだ。
ラ・カラブレッタ Calabret
土壌は火山岩質 標高700-800mの南向きの斜面
フィロキセラの被害を受けなかった畑で、ブドウの木の平均樹齢は70-80年。
アルベレッロ・ナトゥラーレ
5日間のマセレーション後、醗酵中の温度管理もほとんどすることなく(ワインが30度以上になった場合には30度まで温度を下げる)出来上がったワインを14ヶ月大樽で寝かせる。
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