Vino Rosso Lorenzo Accomasso (2003)ヴィーノ・ロッソ ロレンツォ・アッコマッソ
イタリア ピエモンテ
外観 濃いめのルビー色
香り 黒い系の果実が溢れ、やや甘みのある香り、スパイス、土の香り、紅茶、きのこ
味わい ふくよかな果実にややおだやかな酸、そして最後にくる柔らかだが強い渋み。液体は綺麗で、粘稠度が高い。アルコール度数も高い。味わいは最後に甘さを感じる。余韻は非常に長く、果実の凝縮度、旨味が長く続く。
アルコール度数14.5%
ネッビオーロ 100%
業界では幻のバローロと呼ばれているらしいアッコマッソである。ラ・モッラの畑で、50日以上およぶませレーション、大樽の長期熟成で作られる。これは2003年らしいが、あまりに長く大樽熟成したので、ボローロが名乗れないワインである。2003年らしい果実の熟成度、糖度がのり甘さまで感じさせる味わいである。
これもどこで飲めるかわからない珍しいワインだった。何かわからないエレガントさがあり、うっとりとさせるイタリアワインである。
こういうワインに出会うのがイタリアワインの醍醐味だろう。
テイスティング: 2015年9月27日
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