La Tâche 2007 ラ・ターシュ
外観 エッジに軽くオレンジがかかるやや濃いめのルビー色
香り スパイス、複雑な、アニス、クミンなど、フレッシュで熟した黒みがかった赤い果実、どこか奥に深い香りがある。これは樽からだろうか、テロワールなのだろうか。これはいつもブルゴーニュのワインに感じられる香りではない。
味わい 濃い樽のスパイスが表に出ながら、奥に綺麗な赤い果実がある。クリーンでありながら複雑である。余韻は非常に長く、赤い果実のニュアンスとミネラルの豊かな味わいが長く続く。
2007年でももう飲める。でももっと熟成してもいいのは当たり前だが。ただ、今ある黒く赤い果実の感じがあるままの方が僕は好きなんだが。通常ならフレッシュな赤い系のピノ・ノワールのイメージが強い2007年のビンテージなんだが、それ以外に、なんだか深い深い香りがある。これがDRCの香りなのだろう。
ラ・ターシュはもう手の届かない所に行ってしまった。今回はテイスティングできたのはラッキーだった。ワインの仲間に感謝感謝。
テイスティング: 2015年6月18日
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