sipping wine

Chambolle Musigny 1er Cru Les Charmes des Chezeaux Ponsot 1998 シャンボール・ミュジニー レ・シャルム ドメーヌ・デ・シェゾー（ポンソ）3回目

外観　エッジにオレンジがかる、輝きのあるルビー色
香り　赤い果実、ドライフラワー、緑のハーブ、アニス、黒いスパイス、スッと抜けるミント、トリュフなど
味わい　綺麗な酸、赤い果実、黒い果実感が溶け込んだ液体である。アルコール度数はやや高め、ブルゴーニュとしては普通。タンニンは溶け込んで、すこし粘稠で軽くヴェルヴェットのような質感まである。余韻は長い、ミネラル、果実感が長く続く。

ポンソはぶどうは完熟してから摘み、新樽率が高く、25%までは梗を入れる。発酵温度は高めである。この1998年は彼の作りがうまくバランス良く決まっている。そして５年前に飲んだ時よりもずっと深みが増した味わいで、彼の狙いはここにあったのかと思えるほどである。

シェゾーのメタヤージュである。3本買って、２本を５年以上前に飲んでから今まで置いてあった最後のボトルである。1998年は酸が強く、タンニンが豊かな年で最初はピノ・ノワールとしては微笑まないの。しかしここまで置くとこれほど複雑な味わいと甘みが出てきた。もう少しで20年だが、そろそろ1998年も最初のピークの時期が見えてきた。