Grands Echezeaux Lamarche 2007 グラン・エシェゾー ラマルシュ

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GraEcheLamar2007.jpgGrands Echezeaux Lamarche 2007 グラン・エシェゾー ラマルシュ

外観 ルビー色。やや濁りがある。
香り 赤い果実、黒いスパイス、まだ香りは閉じ気味である。
味わい 柔らかい味わい。ビオである。美味しい果実の味わい。余韻も長い。どちらかといえばピュアな果実である。まだまだ本領発揮にするには時間がかかるのだろうか。それとも当日持ち込みだったので、すこし味わいや香りに曇りがあったか。

おもったより柔らかい作りである。ビオだし、ルロワの作りに似ている。グラン・エシェゾーが思ったよりはるかに果実味が豊かで柔らかい。ラマルシュは、2000年以降から徐々に評価を上げているのも醸造所を新しくしたり近代的な作りにしたからだろう。そのお手本はルロワなんだろう。そのせいか、今回一緒に飲んだクロ・ド・ベースの方が黒い果実、黒い土を感じる。

ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ

グランド・リュ
1992年、念願の特級グランド・クリュへと返り咲いた。
栽培から醸造はフランソワの娘であるニコル・ラマルシュが指揮
以前より良い樽の使用と新しい醸造所(2000年から)
新しい醸造所になってから良くなっている。これは2000~2004年頃からか。それまでは何か排水の匂いがしていた。

栽培・醸造について
葡萄 、手摘みされ、即座に運搬、徹底的な選果(2回)
基本的には除梗し、破砕は行わず、温度管理されたステンレスもしくは木製の開放槽で低温浸漬とアルコール発酵。極力、補糖はいない。新樽は60-100%
清澄、ろ過は一切施さずに、14〜20か月間樽熟成させてから瓶詰めします。

グランエシェゾー
シャン・トラヴェルサン、クルー、クロ・サン・ドゥニの3区画

テイスティング: 2015年5月23日
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