Chateau Lascombes 1975 シャトー ラスコンブ
外観 エッジにオレンジが広く入った濃いめのガーネット色
香り スパイス、土の香り、ドライフルーツ、トリフュ、紅茶、
味わい まだまだ酸があり、果実感がある。いい熟成をしたワインである。タンニンはこなれて柔らかい。それでもマルゴーの細かなタンニンのテキスチュアを感じる。余韻も長い。土の香り、熟したタンニンとミネラルの味わいが続く。
マルゴー2級である。1975当時はそれほど品質も良くなく評判も悪かったようだが、これは当たりである。果実感が残っていて熟成した美味しいワインである。もう40年が経っているが楽しめるワインである。コルクはぐずぐずと砕けて綺麗に取り出せなかった。こうした古いワインを開けるときは注意しなくては。
パーカーでは1975年 88とこのシャトーにしてはまともな点数だった。1980年代、1990年代に質が落ちた。マルゴーではかなり大きなぶどうばたけを所有している。最近は値段が急上昇している。
カベルネ・ソーヴィニョン 50%
メルロ 40%
プティ・ヴェルド 5%
テイスティング: 2015年5月27日
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