Chambertin Clos De Beze Drouhin Laroze 2006 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ ドルーアン・ラローズ

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ChamCldBeDroLaro2006.jpgChambertin Clos De Beze Drouhin Laroze 2006 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ ドルーアン・ラローズ

外観 エッジが明るいルビー、コアは濃いめのルビー
香り スパイス、赤い果実、黒い果実、花の香り、上品な皮、土、
味わい 新樽のヴァニラのタンニンがやや強めに効いた、熟成した果実、酸はやや控えめ、旨みが詰まっている。黒い果実感、土の香りが口の中に広がる。やや暗さ、味わいの奥深さを感じさせる液体である。余韻は非常に長く、甘い果実感がある。

2006年のドルーアン・ラローズである。まだ開けるのには早いと思うが、もう9年経っている。2006年は酸が控えめなので、飲み頃がむずかしい。少し熟成気味の方がいいのかもしれないんだが。それでも興味はあるので開けてみた、ドルーアンの新樽の強さがまだ目立つがもう美味しく飲める。そろそろたいていのブルゴーニュの赤のグランクリュは飲み頃に入ってきたと言っていいだろ。

ナチュラルの作りである。果実本来の旨みが生きているし、新樽のアクセントも気にならない。美味しく深みのあるワインである。クロ・ド・ベーズらしいと言えばらしい。シャベルタンはもう少し明るい印象がある。

2006年ブルゴーニュ
2006年は比較的難しい年である。5−6月は天候不順、暑い7月、寒い8月、雹もふる。9月になって天候は持ち直した。高いアルコール感と低い酸が特徴になるとブルゴーニュらしさがない。有名なドメーヌでも失敗しているグランクリュがある。


ドルーアン・ラローズ DROUHIN LAROZE

以前の品質に比べ、2001年ごろから品質が良くなっている。選果台も新しくなり、醸造時のより厳しい温度管理などが取り入れられた。以前位比べ、果実は新鮮さをがあり、テロワールの表現があり、モダンな作りになった。
Chambertin Clos de Bèze 1.50 hectare in 1949. 熟成にアリエとニヴェルネ産の新樽を80%使用。

ドルーアン・ラローズのサイト http://www.drouhin-laroze.com/en/

テイスティング: 2015年5月23日
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