sipping wine

Ca'del Bosco Brut Cuvée Prestige Fraciacorta DOCG NV カ・デル・ボスコ キュヴェ・プレステージ

外観　淡いレモン・イエロー、泡は非常細かい
香り　オリーブ、柑橘系、イースト、ヴァニラ、
味わい　果実のヴォリュームが豊かで複雑な味わい。酸は中等度。繊細な泡を感じる。ミネラルもある。アルコール感は中等度。余韻も長い

シャルドネ75%　ピノ・ビアンコ 10%　ピノ・ネロ 15%

どうしてかイタリアのスプマンテ、特にフランチャコルタはなにかオリーブの緑っぽい香りがするんだが。これは僕の感覚でしかない。明らかにこの香りはシャンパーニュにはない。カ・デル・ボスコは熟成感を出して芳醇な味わいを楽しむスプマンテのようだ。シャルドネ75％の割に果実に厚みがある。当然イタリアのシャルドネだからそうなんだろうが。それに新樽もしっかり使っているんだろう。果実のバランスもあるんだろうが、やっぱりシャンバーニュとは違うし、カバとも違う。

Franciacorta フランチャコルタ　スプマンテ
ロンバルディア州産のスプマンテ（スパークリングワイン）。 1995年にDOCGに認定され、瓶内発酵と18ヶ月の熟成が義務付けられている。使用品種はシャルドネ、ピノ・ビアンコ、ピノ・ネーロ。
1960年代に始めてブドウが植えられ、わずか20年でイタリアの有力ワイン産地へと成長した。ミラノからヴェローナ方面に高速を80キロ走ったところにあるエルブスコ村周辺のエリアである。イゼオ湖の南200-400メートルの丘陵地でブドウ栽培がなされ、氷河による堆積土壌と、昼夜で最大20度も開く気温差がある。瓶内二次発酵によって作られる辛口のスプマンテ。最低25ヶ月の熟成（うち瓶内熟成18ヶ月）が義務付けらえている。収穫年入りのものは36ヶ月（うち瓶内30ヶ月）ガス圧は６バール未満（20℃）。Satènタイプは白のみでピノ・ネーロの使用が不可、気圧は４バール程度。

カ・デル・ボスコ キュヴェ・プレステージ　Ca'del Bosco Cuvée Prestige

カ・デル・ボスコとは森の家の意味。
クリスタルに似た透明のボトルで、オレンジの色のUVフィルムで覆われているのも同じ。違うのはボトルがちょっと寸胴でネックが細くなっていることとと、やっぱりボトルの底はくぼんでいる。
２００８年より新しいノンヴィンテージとしてデビューした。透明のボトルには紫外線を防ぐためにオレンジ色のＵＶフィルムがかけられている。１３４の区画に及ぶ自社畑の厳選されたブドウを使用。ブドウは収穫ロットごとに醸造されスティルワインはバリック熟成、バリックの調達もピノ・ネロとシャルドネ用はブルゴーニュから、カベルネ用はボルドーから。そしてリゼルヴァとアッサンブラージュされ、２８ヶ月間の熟成を経てリリースされる。