Chateau Lagrange 2005 シャトー ラグランジェ 375ml 2回目

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ChatLagla2005ha.jpgChateau Lagrange 2005 シャトー ラグランジェ 375ml 2回目

外観 エッジに紫が見える濃いガーネット
香り 綺麗な西洋すぎ、ミント、カシス、わずかにミュール、スパイス、
味わい 豊かな酸、フレッシュな果実、凝縮された液体、少しメルローの赤い果実のニュアンス、きめ細かなタンニン、余韻は長い。

カベルネ・ソーヴィニョン46%、メルロー45%、プティ・ヴェルド9%

ついにハーフの2005年ボルドー、ラグランジェも開けてすぐから香りも開いている。ちょうど2年前に開けた時は開いていなかった。9年でやっと開き始めた。
やっぱりサンジュリアンらしい液体の柔らかさがある。ただ、開いたからこそ思うのだが、ラグランジェの味わいは単純である。これだけカベルネ・ソーヴィニョンが香るならもっと果実、ミネラルの旨味があってもいいんだが、なにか期待した味わいがしない。カベルネ・ソーヴィニョンの香りが強く感じられる割に思ったよりメルロー比率が高い。そこが僕が感じたギャップかもしれない。

シャトー ラグランジェのサイト http://chateau-lagrange.com
サン・ジュリアン 第三級
1983年にサントリーが買収してから品質が向上している

温度調節可能な様々な容量のステンレス製醸造タンク94基
1区画全体もしくは区画の1部分の大きさに合わせた醸造タンクを個別に充てがう
葡萄が完熟した最良のタイミングで収穫することが可能となった
マセレーションを含む発酵の期間は16-28日で、発酵中のワインに含まれるタンニンの状態を試飲によって確認し、日数を決定
発酵は上限28度で行われます。プレスワインも樽単位で管理

2005年の気象は、乾燥、日照時間の長さ、昼夜の気温差の3つの言葉に要約される。平年のジロンド県の年間降水量は900mm。2005年は、年初より400mmしか降らなかった。つまり、この年はそれ程乾燥していた!このヴィンテージは気象条件が例外的に秀逸だった年として、葡萄栽培者たちの記憶に残り続けるだろう。

テイスティング: 2015年3月24日
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