Charmes Chambertin vieilles vignes Perrot-Minot 2000 シャルム・シャンベルタン VV ペロ・ミノ

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CharChamPerr2000.jpgCharmes Chambertin vieilles vignes Perrot-Minot 2000 シャルム・シャンベルタン VV ペロ・ミノ

外観 エッジにかすかにオレンジがある輝きのあるルビー色
香り アニス、甘い花の香り、フレッシュな赤い果実など、上品ななめし革、キノコ、
味わい 柔らかく奇麗な果実感があふれる液体、酸も程よくあり、赤いフレッシュな果実とコンフィが口の中いっぱいにあふれる。タンニンが柔らかく、きれいな質感を伴ってうまさを引き立てる。アルコール感は中等度、余韻の中にもクリアな果実感が奇麗な酸とともに長く残る。

ブルトーニュは2000年はあまり良くない年である。それでもやはりグランクリュで作り手が良ければ美味しくないはずがない。今飲み頃である。ペロ・ミノらしいワイン作りで、果実の味わいにあふれている。何方かと言えばシャルム・シャンベルタンはペロ・ミノの作りに合っているのかも。

シャルム・シャンベルタン
シャルム・シャンベルタンは、マゾワイエール・シャンベルタンと一緒に紹介されることが多い。これは、隣同士で、マゾワイエールはシャルムを名乗ってよいからである。シャルム・シャンベルタンは、シャンベルタンの下斜面で、マゾワイエールは、ラトリシエールの下斜面で一部モレ・サン・ドニと接している。少なくともペロ・ミノは、マゾワイエール・シャンベルタンも出しているので、このワインはシャルム・シャンベルタンの畑からのみだろう。
ジュヴレの特級の中で、シャルムが一番わかりやすい。熟成はどれよりも早く、柔らかいうえ、果実味が際立っている。
シャルムの名前は、実際この畑はチャーミングであるがchaume(一度捨てられたぶどう畑)から由来している。そして再度植樹された。

ぶどう畑 農薬は使わず、低収量、一つの木に6-7房程度、必要なら剪定し、
非常に厳しい選果をして、除梗して
1週間14度で低温浸漬しその後自然に発酵させる。ルモンタージュは軽く、ピジャージュは非常に少ない。発酵が終了後、48時間静置し、12-14ヶ月間樽で熟成させる。

樽は、ミディアムトーストで、トロンセとバルトランジェ(アリエにある)を使用。グランクリュで新樽率は50% 

domaine Perrot-Minot のサイト http://www.perrot-minot.com

テイスティング: 2014年2月 1日
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