Bruno Paillard Brut Blanc de Blancs 1996 ブルーノ・パイヤール ブランドブラン ブリュット ミレジメ

BruPaiBdB1996.jpgBruno Paillard Brut Blanc de Blancs 1996 ブルーノ・パイヤール ブランドブラン ブリュット ミレジメ

外観 やわからく細かい泡があり、まだまだ豊富な泡である。緑がかったやや濃いめのレモン・イエロー
香り さわやかな柑橘、白胡椒のようなスパイス、ブリオッシュなど
味わい 爽やかな酸、フレッシュで熟れた果実が軽やかに口の中に広がる。midpalateには、果実のうまみが強調され、最後に奇麗な酸と奇麗なミネラルが残る。余韻は長く、奇麗な果実、酸、ミネラルがバランスよい奇麗な印象を残しながら続く。

これは、ボランジェのRDに比べると軽やかな味わいでより繊細で上品。奇麗な果実感もそれに加わる。そしてミネラルの成分が強い。当然ブランドブランだからでもある。熟成感とフレッシュ感のバランスはブランドブランならではで、白いスパイスと柑橘の香りそして強いミネラルである。それにしても1996のシャンパーニュは本当に美味しいのが多い。


ブルーノ・パイヤール http://www.champagnebrunopaillard.com/lang/jp.html

1996のエチケットは、フローレンス生まれのSandro Chia  題名はDEPTHである。
ジェエル・ロブション御用達シャンパーニュで有名。
シャンパーニュ地方で古くからブドウ栽培家兼仲介業を営んでいた一家に生まれたブルーノ・パイヤールは、1981年自分自身のシャンパーニュメゾンを設立しました。最も新しく、数少ない自営のシャンパーニュメゾン。創立当初からドザージュ量の最も低いメゾンの1つであり、近年は更に低く抑え、純粋な味わいを表現しています。自社畑は有機栽培を行い、除草剤も使用していません。

1996年は乾燥した穏やかな天候に始まり、2月のみ霜がおりました。気温が暖かかった4月半ばにブドウ樹が芽吹き、続いて涼しく乾燥した5月となりました。しかし、6月には晴れの日が増え、十分な日光を浴びて開花が促されました。収穫は9月14日に始まり、10月1日まで続きました。全ての日程はほぼ例年通りです。しかし、1996年はブドウの実が高い酸度を維持しているうちに糖度が非常に早く上がったため、ブドウは力強さと酸とを両方兼ね備えているという珍しい年になりました。偉大なヴィンテージとなる要素を持っています。

1996ヴィンテージは、一般的にとても構造がしっかりとした力強いスタイルの年です。メニルの畑のブドウからは、特にミネラルのニュアンスが得られ、石灰、ヨード、土などを感じさせます。力強く、いつまでも続くフィニッシュ。色調は深みのある緑がかった黄色です。(2009年10月来日セミナーより) わずかに緑色を帯びた濃い黄金色で、非常にきめ細かな泡沫が見られます。砂糖漬けの柑橘類の豊かな香り。ふくよかで見事な力強さを持つ味わいながら、爽やかさが際立っています。見事な深みとチョーキーなミネラル感。ワインは冷やしすぎず、9~10℃くらいでお楽しみください。大きなチューリップ型のグラスが良いでしょう。 (インポーターさん資料から抜粋)

テイスティング: 2013年10月25日
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