Georg Breuer Rüdesheim Estate 2008 ゲオルグ・ブロイヤー リューデスハイム エステート リースリング
外観 輝きのあるレモンイエロー
香り 白い花、柑橘、ミネラル、ペトロールなど、一つ一つの要素を強く感じ
味わい きりっと引き締まった酸、きれいな果実感、豊かなミネラルが最初から感じる。アルコール感はやや控えめ。そのままストレートに口の中に最初のフレーバーが広がり、しっかりした果実のテキスチュアとスモーキーなミネラルを感じる。余韻に酸が豊かな柑橘のフレッシュさ、ミネラルが長く続く。
これはリューデスハイム村の村名ワインと言っていいだろう。それでもやっぱりこれは美味しい。ドイツのリースリングはいつも好きなワインである。当然ワインはリースリングから始まったのであるが、あの時はモーゼルの方が好きだった。しかしこのゲオルグ・ブロイヤーを飲んでからはラインガウにシフトしている。というよりはゲオルグ・ブロイヤーのファンと言っていいだろう。
リューデスハイム村は、ラインガウ地域のヨハニスベルク地区にある。
リースリングは、オークの大樽(600~3500L)での発酵、熟成をしている。
ゲオルグ・ブロイアーは先代の当主ベルンハルト・ ブロイヤーが、ドイツのリースリングの復興に力を注いだ人。今のリースリングの姿を実践した人だとも言える。辛口へのシフト、格付けの廃止、徹底した低収量による畑名の意味づけ、カルタ同盟など、現在のドイツワインが再び世界を駆け巡るその道筋をしっかりと示した彼の活動には今でも賞賛の声が絶えません。
Georg Breuer のサイト http://www.georg-breuer.com
ヘレンベルガー・ホーフのサイト http://tia-net.com/h-hof/
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