Chevalier Montrachet Leflaive 2007 シュヴァリエ・モンラッシェ ルフレーヴ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

ChevaLefl2007.jpgChevalier Montrachet Leflaive 2007 シュヴァリエ・モンラッシェ ルフレーヴ

外観 軽く緑があるレモンイエロー
香り ライム、スパイス、黒い金属のようなミネラル、温度が上がって、パイナップル、柑橘など香りが強く出てくる。ヴァニラ、バターなどはまだ軽く香る。
味わい 深みのあるミネラルの味わい、果実感は中等度、味わいにまだバランスがなく、ギクシャクしている印象。豊富な酸を感じる。余韻も長く強いミネラルを感じる。

抜栓して8時間後に飲んだのだ。

どうしてだろう。2002のシュヴァリエはすごく美味しかったのに。2007年はまだ早すぎたのだろうか。
2007年はルフレーヴの醸造長だったピエール・モレの最後の年である。それだから醸造長が変わった影響はないはずである。
2007年の白はやっぱり酸は強いのだが、果実身が薄い。そこがこのシュヴァリエ・モンラッシェのバランスを崩している所だろう。これは飲み頃を間違えると他の欠点が目立ってしまうヴィンテージかもしれない。
サイトの情報としてグランクリュで2015年からが飲み頃というのは本当だろう。
2007年のブルゴーニュの白は、ワインスペクテイターやパーカーでは評価が高かったんだが。ジャンシス・ロビンソンのサイトでの評価はおなじくらいなのだが、評価している人が2007だけはジャンシスではない。2007の高得点はジャンシスはだしていないと言っていいだろう。

ルフレーヴのシュヴァリエ・モンラッシェの畑は3パーセルである。ぶどう畑は、ビオデナミである。
ゆっくり優しく空気圧搾でぶどうを絞り、24時間かけて果汁を取り出し、おり引きして樽に入れる。アルコール発酵はオーク樽(新樽は25% ヴォージュ1/3, アリエ2/3)で行い、12ヶ月樽の中で熟成、その後タンクに移して6ヶ月経て瓶詰めされる。必要なら軽い清澄とフィルターをかける。


Domaine Leflaive ルフレーヴのサイト http://www.leflaive.fr/fr/

テイスティング: 2014年3月29日
My Rating(評価): 13/20
アクセス数:132