Brunello Di Montalcino Riserva Argiano 1979 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ アルジャーノ

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BruDMonRArge1979.jpgBrunello Di Montalcino Riserva Argiano 1979 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ リゼルヴァ アルジャーノ

外観 エッジにオレンジがある濃いめのガーネット色。やや濁りがある。
香り かなり香りは開かなかった。2時間くらいしてからやっと、赤い果実、トリュフ、ヴァニラ、アーモンド、クローブなど
味わい 奇麗な酸と甘い果実のバランスが素晴らしい味わい。香りは閉じているが飲み始めから味わいは素晴らしい。口の中に最初の味わいの奇麗な酸と赤いフレッシュで熟した果実がバランスよく広がり、最後にこまかなすこし苦みを感じさせるタンニンがある。余韻は、果実、酸が長く長く残る。
コルクは抜栓にかなり力がいった。リコルクしてエチケットも新しい。味わいがこれほど開いているのに、香りがいつまでも閉じていたのは利コルクのせいだろうが、それにしても味わいの印象と香りに開きがありすぎる。なにか新しめのワインが補ってありそうな疑いを持たせる。
印象は、1979にしては、かなりモダンな作りでバリックがかかっていそうである。何か古めかしさの中に奇麗な果実が浮かんでくる古典的なブルネロのイメージと違う。
Brunello di Montalcino DOCG


アルジャーノのサイト http://www.argiano.net


アルジャーノ醸造所の起源は1580年にさかのぼり、その後様々な所有者の手を経て来た。優良なブルネッロの生産者として高い評価を持つばかりでなく、スーパー・タスカンのソレンゴでも有名である。

ぶどう畑は海抜300mで、トスカーナで一番高いアミアタ山の近くにあり、悪天候から守られている。
醸造 温度制御のステレスタンクで2−3週間発酵醸造され、発酵期間はタンク(ぶどう畑)により異なる。アルコール発酵後、自然にマロラクテック発酵が始まる。最初の年はフレンチオークと異なる容量のtonneauxを使用しする。翌年は、より大きなスロベニアンオークの樽で熟成される。樽による熟成後、ワインはコンクリートタンクに移され熟成される。

テイスティング: 2014年3月19日
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