Puligny-Montrachet Champ Canet Etienne Sauzet 2007 ビュルニ・モンラッシェ シャン・カネ エティエンヌ・ソゼ 

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

PulMonChaCanEtiSau2007.jpgPuligny-Montrachet Champ Canet Etienne Sauzet 2007 ビュルニ・モンラッシェ シャン・カネ エティエンヌ・ソゼ 

外観 透き通ったレモンイエロー
香り ヴァニラ、黄桃、フレッシュな柑橘、新樽のすっと抜ける香り、白いスパイス、ミネラルなど
味わい 奇麗な酸とフレッシュな果実、そして新樽のアクセントのバランスがよい。酸とミネラルが強いわりに苦味は少なく上品な味わいである。余韻にスパイス、果実、ミネラルが長く続く。

2007年のビュルニの1級である。ソゼは、新樽が強めな印象がある。2007年は酸が強くやや果実味が低いのでソゼの作りにあうんだろうかと思いながら飲んだのだが、険しい酸、ミネラルが樽のおかげで丸くなっていてバランスよく今でも美味しく飲めた。

シャン・カネ
この畑をあるきまわると、ろくに表土もないような場所に育つのはぶどうの木ぐらいしかないということがよくわかる。さっするとおりワインには石を思わせる味わいがあり、やせているが力強く、バターや蜂蜜のような香りをもつ。シャン・カネは1級でも格上の畑に数えられ、その一部をなすクロ・ド・ラ・ガレンヌはドメーヌ・デュク・ド・マジェンタにより名高い、みごとなワインである。

エティエンヌ・ソゼ

先代のエティエンヌ・ソゼの当主であるエティエンヌ・ソゼは、次第にドメーヌの畑を拡大してきましたが、現在の2代目の当主ジェラール・ブードは、孫娘のジャニーヌさんと結婚してドメーヌを引き継ぎました。
1991年にエティエンヌ・ソゼ氏の娘が嫁いだ、ヴォルネイ・サントノのボワイヨ家(ジャン・マルク・ボワイヨ)が、財産相続としてソゼ家のブドウ畑を要求してきたのです。 その結果、所有する畑は3分の1に減少。4つのグラン・クリュは手元に残ったものの、減少した生産量をまかなうためには、他の農家からブドウを買い付け、ネゴシアン方式によりワインを造る必要がありました。
エティエンヌ・ソゼのワインは新樽の使い方が巧みなのが特徴です。樽の風味がボディによく溶け込み、しっかりとした骨格をつくっています。新樽の使用率は、グラン・クリュ50%プルミエ・クリュ33%、それら以外が25%と明確なポリシーをもって樽を使い分けています。


大きな地図で見る
テイスティング: 2013年12月28日
My Rating(評価): 13/20
アクセス数:83