Puligny-Montrachet 1er Cru Les Perrières Henri Boillot 2006 ピュリニー・モンラッシェ レ・ペリエール アンリ・ボワイヨ

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PuliMonLPeriHenBoill2006.jpgPuligny-Montrachet 1er Cru Les Perrières Henri Boillot 2006 ピュリニー・モンラッシェ レ・ペリエール アンリ・ボワイヨ

外観 やや黄色みが強いレモン・イエロー
香り ミネラル、ヴァニラ,樽、柑橘、ナッツ、白桃
味わい ふっくらした果実味、強いミネラル感、ヴァニラの味わいなどが口の中に広がる。液体は濃く、樽の膨らみと強いミネラルがバランスを持って流れる。余韻にミネラルを強く感じる。

僕は基本的に白ワインの熟成した味わいが嫌いである。1990年代の後半を今飲むと熟成前酸化がありがっかりさせられるワインがたくさんあった。やっぱり白は最高でも10年の熟成を越えた所で飲みたい。2006年は比較的暑い年だったので、アルコール感がのり果実が熟成している。飲み頃である。そろそろブルゴーニュの1級やシャブリの1級は飲み頃に入ってきたと思っている。

ピュリニー・モンラッシェ レ・ペリエール
ドメーヌでは約1haを所有しており樹齢は約40年。


ピュリニー・モンラッシェ シャン・カネ、コンベット、レフェール、ペリエール
コンベットはこの4つのクリマの中では、最も完成されたワインである。ピュルニーの鋼のような強さとムルソーのハニーサックルやヘーゼルナッツの味わいを美味しくエレガントに組合わせた味わいである。
ペリエールは、一番コンベットに似ている。畑名は、採石場に由来している。ワインは、心を震わせるスタイルではなく、きちんとした健全系だが、切れ味の鋭い生き生きしたミネラルがある。


アンリ・ボワイヨ
ヴォルネー、ドメーヌとしての設立は1890年。 設立したのは、現在のアンリの祖父に当たるアンリ・ボワイヨ。2005年ヴィンテージからドメーヌ・アンリ・ボワイヨを名乗っています。

空圧式プレスにて全房を圧搾
アルコール発酵は樽にて、約19℃で20日間,
アペラシオンにより30%〜80%の新樽を使用
樽熟成は12〜15ヶ月
樽は、通常用いられる228Lではなく、アンリ・ボワイヨ独自の考案による、フランソワ・フレール社の350Lの樽を使用。
現在はほとんどバトナージュを行なわず、澱引きとコラージュの後、軽いフィルターを経て瓶詰め


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テイスティング: 2013年7月20日
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