Darmagi GaJa 1982 ダルマジ ガヤ
外観 エッジにオレンジがかかったガーネット色
香り 奇麗で上品な杉、ミントが強い。芳香性もある。
味わい 爽やかな酸の中に奇麗な果実が口の中に広がる。余韻も長くミネラルもある。ただぐいぐいと押すようなボルドーの1級の力はない。ただ、作りの上品さ奇麗さを感じさせる味わいだ。
アルコール 12.5%
1978年に植え替えたばかりである。引き抜いたとかいてあることから台木に補木をしたのではないかもしれない。そう意味では、1982年のダルマジは、まだまだぶどうの木が若すぎる。それなら20年以上立たなければ本来の味わいが出てこないはずなんだが。確かにすこし果汁自体が薄い味わいだが、味わいの上品さは出ている。イタリアであるからやや濃くなり過ぎるよりもこの方がうまいのだが。
1998年以降のダルマジを飲んでみて本当の良さがわかるのかもしれない。ただそのヴィンテージが飲み頃になるのはいつ頃だろうか。
ピエモンテ
カベルネ・ソーヴィニヨンが95%、メルロが3%、カベルネ・フランが2%
1978年にピエモンテの質の良いブドウ畑に植えてあったネッビオーロを引き抜き、カベルネ・ソーヴィニヨンを植えたアンジェロ・ガヤ。父親のジョヴァンニが「なんて残念なことを!(=ダルマージ!)」と叫んだのが、このワインの名前の由来です。
6から8ヶ月バリックで熟成、その後12ヶ月オークの大樽で熟成。
ピエモンテでカベルネ・ソーヴィニヨン主体なのでLanghe DOCとなる。
テイスティング: 2013年7月 6日
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