菊鹿 kumamoto kikuka
外観 レモン・イエロー
香り ヴァニラ、新樽の香りが奇麗に香る、少し柑橘あり
味わい ふっくらとした味わい、ややヴァニラの甘さを感じさせる。酸はやや控えめ最後の余韻がどうしても違和感がある。ミネラル感が少なめ、少し樽の渋みを感じるがミネラルが低いためにバランスがやや悪いと感じさせる。やや重さを感じさせる。
アルコール13%
2012銀賞受賞
2012年のワインに2011年産の樽熟成したワインをブレンドしている。
奇麗に仕上げているワインである。おそらくシャルドネを樽とステンレスを使ってうまくバランスを取っている。今までの日本のシャルドネに言われる樽が浮いてしまっている感じがない。香りの出方が本当に奇麗である。だが、ここまで来るとフランスのシャルドネを飲んでいるかのような感覚になるのだが、最後に違和感を感じてしまう。ミネラルがないのである。そこにバランスの悪さが出てくる。余韻に樽の渋みと不思議な重さを感じさせる。惜しいと思ってしまう。
テイスティング: 2013年7月 5日
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