Vosne-Romanée les Chaumes Daniel Rion 2005 ヴォーヌ・ロマネ レ・ショーム ダニエル・リオン

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Vosne-Romanée les Chaumes Daniel Rion 2005 ヴォーヌ・ロマネ レ・ショーム ダニエル・リオン

VosRomLeChaDaRi2005.jpg外観 エッジはすこし薄め、明るいルビー色
香り 奇麗な樽香、小豆の香り、還元臭、軽く鉄
そろそろもっと香ってくるかと思っても、それ以上は開いてこない。
味わい 果実の凝縮感、厚いタンニンが口の中に広がる。少し甘さを感じる。粘性も感じるくらい液体が濃い。余韻も長い。最後に細かなタンニンと液体の旨味がある。しばらくしてやや酸味と甘みのバランスが取れてくる。

アルコール度数 13.5%

2005年のブルゴーニュはいつ飲めるのかが、今回の課題。以前に飲んだものに比べれば、幾分すこし香りが出てきた。
ワインの先生は、ブラインドで出されたら、キャンティ・クラシコのサンジョベーゼ、メルローと言っちゃうなと。確かに、液体の厚み、果実の凝縮感、タンニンの多さなどからは、ブルゴーニュはイメージできない。
これが、2005年の年の特徴だろう。しっかりとした果実の凝縮感、豊富なタンニン、酸もある。ブルゴーニュの良さはタンニンが控えめなこと。このタンニンが落ちてこないとブルゴーニュらしさがでない。
作りによって違うだろうが、ブルゴーニュの良い1級で飲めるようになるのに、2−5年、本当の飲み頃になるには5年−10年かかるだろう。


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テイスティング: 2013年6月 1日
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