Graacher Himmelreich Spätlese Joh.Jos. Prüm 2004 グラーヒャー・ヒンメルライヒ ヨハン・ヨゼフ・プリュム

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

GraHimeJJPr2004.jpgGraacher Himmelreich Spätlese Joh.Jos. Prüm 2004 グラーヒャー・ヒンメルライヒ ヨハン・ヨゼフ・プリュム

外観 クリスプがあり、軽く緑が入った、やや黄色が強いレモン・イエロー
香り テンペール、柑橘、甘い蜜、白い花の香り。
味わい 奇麗な酸の中にほんのりと甘さがある。果実が豊かであるが、酸と甘さのバランスが素晴らしい軽やかな液体である。余韻も奇麗な酸とほんのりとした甘さが長くつづく。

いつも初夏になるとすっきりしたワインが飲みたくなる。その時はリースリングがうってつけである。あの酸と甘さが暑さの疲れを吹っ飛ばしてくれる。

グラッヒャー・ヒンメルライヒ(ヒンメルライヒ=天国)は、南向きの急斜面でボディと典型的な酸を特徴とする畑です。

中部モーゼルの北側の中心地、ヴェーレンとグラーハの地図です。モーゼル川に臨む最も色の濃い部分がゾンネンウーア、隣がドームプロブスト、ふたつの畑を囲みつつ川沿いに続いているのがヒンメルライヒです。このようにモーゼル中流域を代表する銘醸畑が、きら星のように並んでいるのが良く分かります。
ヨハン・ヨゼフ・プリュムが持っている代表的な畑は、このGraacher Himmelreichと、Wehlener Sonnenuhrである。
ヨハン・ヨゼフ・プリュムがは、リスクを冒してまで出来るだけ遅摘みにしている。時にヴィンテージによっては、やや亜硫酸を多めに添加している。ステンレスとファイバーグラスのタンクで発酵され、その後、次の年の7月まで1000リットルの木樽で熟成される。瓶詰めは、J.J.Prümは他のモーゼルの作り手よりやや遅めである。


大きな地図で見る

テイスティング: 2013年5月21日
My Rating(評価): 14/20
アクセス数:26