Châteaux Mouton Rothshild シャトー ムートン・ロートシルト 1985
1985年はラフィット、ラトゥールの香りがなにやらもやっとしたはっきりしない香りだったのだが、このムートンからは、本来の1級シャトーの華やかな香りがする。ムートンらしい鮮やかな杉、ミント、カシスが香る。
外観 エッジに軽くオレンジがかかった濃いガーネット色
香り 奇麗な杉、ミント、カシスが溢れる。新樽の香り、カカオなど
味わい ピュアなカシスの果実が口の中に溢れる。酸も程よくあり、ミネラルも強い。タンニンもこなれている。余韻も非常に長い。カシス、タンニンなどが長く続く。
1985 90+ パーカー ボルドー4版から
豊かな、複雑な、十分に成長したブーケはアジアのスパイス、香ばしいオーク、ハーブ、完熟した果実を思わせて、素晴らしい。味わってみると、これまたリッチで、外交的で余韻が長く、セクシー。1985年のオー・プリオンやシャトー・マルゴーの次に格付けされる。食欲をそそる、大胆な香りのするムートンを探している方は他のヴィンテージを探していただきたい。なぜなら飼いならされた外交的な中量級の、エレガントなワインだからだ。十分な飲み頃になっているが、あと15年は持ちこたえる能力もある。予想される飲み頃~2015年
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テイスティング: 2013年5月11日
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