Milcampos Vinas Viejas 2009 ミルカンポス・ヴィナ・ヴィエハ

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milcaVV2009.jpgテンプラニーリョ 100%
アルコール度数13.5%
スペイン/リベラ・デル・ドゥエロ

外観 エッジに紫とオレンジが重なった濃いガーネット色。
香り やや熟成した香り、コーヒー、ナツメグのスパイス、カシス、レーズン、
味わい 口あたりはすこしリキュールのようなアルコール感と果実の脹よかさを感じる。酸も帆と程にある。豊富で柔らかなタンニン。アルコール感はやや強め、やや甘さが後に残る。

大まかな印象は、果実感が充実してカシスの香りがある少し甘いコーヒーのような感じである。なんとういうかカシスリキュールを混ぜたコーヒーのようだ。酸化熟成のニュアンスもある。アルコールは13.5%だからブルゴーニュとそれほど変わらないのに、アルコール感を強く感じるのはどうしてだろうか?

リベラ・デル・ドゥエロ
マドリッドの真北で、スペイン内陸部地方である。カスティーリャ・イ・レオン州を流れるドゥエロ川を挟む細長い区域。2000年のワイン作りの歴史がある。19世紀創設のボデガ、ベガ・シシリアが最高であるが、ペスケラなど他にも有名な生産者が増えている。
デンプラニーリョ(ディンタ・デル・パイスまたは、ティント・フィノ)、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、マルベック、ガルナチャ・ティンタ、そして白品種のアルビーリョがある。認定されるのは、赤とロゼ。赤の場合デンプラニーリョを75%以上使用しなければならないうえ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、マルベックとブレンドする場合、これらが、95%以上でなければいけない。

テイスティング: 2013年3月24日
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