国別ワイン生産量順位 O.I.V. 2015予測まで

国別ワイン生産量 O.I.V.  2015予測まで。

2017年のソムリエ教本には、2009年から、2015年の予測まで表示されています。
今回2015年の予測が、次回の資格試験にでるかわかりません。

試験では、これ以降については出ないということでしょうか。
それ以降の統計の資料は実際は、International Organaisation of Vine and Wineに掲載されています。僕はどちらかと言えば、このデータはどこからのものか?ということが今後は大切になると思いますが。OIVと答えたほうが、知識があるように思われます。

上位4位はほとんど変わりません。イタリアとフランスは1、2位を争っています。ほとんど生産量が違いませんでした。しかし2013年はスペインがフランスを抜いています。徐々にスペインがブドウ畑が近代化され生産量が上がっているのと、今までバルクとしてブドウジュースが輸出し売られていたのが、自国でワインになるようになったからです。2013年はヨーロッパの北は例外的に作物が育ったなかったので、フランス、ドイツの生産量が減っています。

4位のアメリカの順位は変わらないでしょう。5位のアルゼンチンも最近は生産量が安定しています。

ところが、6、7、8、9位は混乱状態です。中国、オーストラリア、チリ、南アフリカで争っています。特に南アフリカ、中国の躍進が目立ちます。

逆にold worldのイタリア、フランス、スペイン、ドイツの生産量はそれほど変わらないでしょう。この国は、生産量よりも質に重視をおいているので生産量を増やす努力はしていないでしょう。
アルゼンチン、チリも最近では生産量よりも質重視になって来ています。


ワイン生産量の順位は10位まで順に覚えている必要があるでしょう。特に1−5位までは必須です。

2015予測 生産量 (万hl)

1.イタリア 5000
2.フランス 4740
3.スペイン 3730
4.アメリカ 2210
5.アルゼンチン 1340
6.中国 1290
7.オーストラリア 1190
8.チリ 1150
9.南アフリカ 1120
10.ドイツ 880


2014 生産量 (万hl)

1.フランス 4650
2.イタリア 4420
3.スペイン 3950
4.アメリカ 2370
5.アルゼンチン 1520
6.オーストラリア 1190
7.南アフリカ 1150
8.チリ 1110
9.中国 1050
10.ドイツ 920

2013 生産量 (万hl)

1.イタリア 5400
2.スペイン 4530
3.フランス 4200
4.アメリカ 2360
5.アルゼンチン 1500
6.チリ 1280
7.オーストラリア 1230
8.中国 1180
9.南アフリカ 1100
10.ドイツ 840

2011 生産量 (万hl)

1.フランス 5076.4
2.イタリア 4277.2
3.スペイン  3339.7
4.アメリカ 1918.7
5.アルゼンチン 1547.3
6.中国 1320.0
7.オーストラリア 1118.0
8.チリ 1046.4
9.南アフリカ 972.6
10.ドイツ 913.2

2009 生産量 (万hl)

1.イタリア 4731.4
2.フランス 4626.9
3. スペイン  3516.6
4. アメリカ 2196.5
5.中国 1280.0
6.アルゼンチン1213.5
7.オーストラリア 1171.0
8.チリ 1009.2
9.南アフリカ 998.6
10.ドイツ 922.8

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