Vougeot 1er Cru Les Petit Vougeots Christian Clerget 2002 ヴージョ レ・プティ・ヴージョ クリスティアン・クレルジュ

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外観 エッジにオレンジがある薄めのルビー色
香り 鉄分と花の香りが混じった上品でエレガントなスミレ、赤系と黒系が混じった果実、甘いスパイス、ミント、土の香り、スーボワ、時間が経つにつれ、徐々に土の香りが強くなってくる。
味わい 柔らかく果実感、酸、とけたタンニンがバランスよく口の中に広がる。2002年でもこのワインはピークに来ていると思わせる熟成感と果実感のバランスがとても良い。余韻も長く、旨味と味わいの強さもバランスよく余韻に残る。

マット・クレイマーのクレルジュの所にもプティ・ブージョについて書かれているが、確かにそうと思える点が多い。まずマット・クレイマーが書いた時点が1990年代の中頃だろうから今では樹齢はかなりたっている。確かに香りは高いのだが、味わいはどちからと言えばヴージョの力強さを感じる。気高く優しいレ・ザムルースの雰囲気がない。
2002年のヴィンテージとしてはもう飲み頃である。これからは果実味が薄れてしまうだろう。

クリスティアン・クレルジュ
マット・クレイマーのブルゴーニュのワインがわかるでは、
ドメーヌ ミッシェル・クレルジュ/ドメーヌ ジョルジュ・クレルジュに情報が掲載されている
ブジョでは数少ない1級畑レ・ブティ・ブジョをもつ優れた作り手。クロ・ド・ブジョほどの深みはないのは、畑の木が、70年代半ばの植え付けと若いせいと思われるが、それでも生彩はある。ブティ・ブジョの畑がシャンボール・ミュジニのレ・ザムルースに接するのは注目していいが、総じて香りだかい点をのぞけば両方のワインには意外なほど類似点はない。

テイスティング: 2013年3月13日
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