sipping wine

外観　ややイエローが強いレモン・イエロー
香り　フレッシュな果実、ミネラル、フリンティー
味わい　フレッシュで新鮮なブドウを噛んでるような味わいがある。奇麗な酸とフレッシュな果実が口の中に広がる。余韻も長くミネラルもある。

このワインを飲んで驚いたのは、このワインの味わいが本当にフレッシュな果実を噛んでいるような印象を受けたからである。いろいろな白ワインがあるが新樽がかかっていたり、アルコール感が強かったり、ミネラルが強かったりで奇麗な果実を噛んでいる感じを受けるのはなかなかない。

ルーロはあまり一般には知られていないが、酒飯業界では有名でこの作り手のワインはすぐ消えてしまう。クライブ・コーツがムルソーで三ツ星をつけているのは、コント・ラフォンとこのルーロだけだ。コシュ・デュリは二つ星である。
いままでのコシュ・デュリとコント・ラフォンと違う所は、バトナージュはほんの少し、しかしリーコンタクトは、長くとられている。樽熟成後にステンレスタンクに移すときもリーを含めて移す。瓶詰め前に清澄も濾過もかける。これはテイスティングの結果で、濾過は非常に軽くかけられている。Guy Roulot The Wines of Burgundy クライブ・コーツより

ジャン・マークは、非常に才能があり、新樽を過度に使っている様子を見せない。この１０年で、ビオディナミを増やし瓶詰め前の樽熟成を12ヶ月から18ヶ月に変更してきた。ワインは結果としてさらにテロワールを表現して、非常にピュアで、エレガントである。

ルーロが詳しく紹介されているサイト