Meursault 1er Cru Genevrieres Comtes Lafon 2008 ムルソー・ジュヌヴリエール コント・ラフォン

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MeurGeneComLaf2008.jpg外観 レモン・イエロー

香り 控えめな香り、ミネラル、白桃、グレープフルーツ
味わい 少し苦味を感じる、ややアルコール感を感じる。 ミネラルが強く、やや硬さ、ごつごつとした味わいを感じる。しばらくするとかなり味わいが開き、強いミネラルが余韻に長く続くの感じる。

ジュヌヴリエールの畑は一級畑でペリエールの下方に位置する。コント・フラフォンが所有する区画はペリエールに隣り合った東向きの斜面。3分の1は1993年に植えられた若樹であるが、それ以外は1946年に植えられた樹齢66年の古樹。土壌が軽く、表土が浅く30〜40cmしかないため、テロワールのミネラルが強い。奇麗な繊細さと透明感をともなったムルソーのフィネスを感じる。また非常に長期熟成ができる。

コント・ラフォンの2008年のジュヌヴリエールとシャルムを飲んだのだが、今はやっぱりシャルムがいい。ジュヌヴリエールはまだまだミネラルが強く角が立っている。自分の好みとしては豊かな果実味に酸味があるが、硬いミネラルにほっとする果実味を感じるタイプの白。今はまだジュヌヴリエールは打ち解けてこない。それに、酸が強いヴィンテージならシャルム、やや暖かい年ならジュヌヴリエールを選ぶのが無難な選択なのかもしれない

テイスティング: 2013年3月23日
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