Charmes Chambertin Nicolas Potel 2000 シャルム・シャンベルタン メゾン ニコラ・ポテル

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

ChaChamNiPot2000.jpg

外観 やや濃いめのルビー色
香り 土、茸、ハーブ 黒胡椒、白胡椒、ナツメグ、ミネラルなど
味わい 以外と濃いめで粘稠性を感じる液体。酸は中等度、あまり果実の甘さを感じない。液体は濃く、タンニンも強めに感じる。柔らかな味わいの余韻が長く続く。
ヴィンテージが2000年でありポテルのワインだったのでもう少し上品な作りを期待していた。抽出が強く、フレッシュ感がなくてかなりクラッシックな醸造をしている。やや粘土質が強く感じられるのに、妖しさがなくてすこし物足りない。2000年にしては抽出が強い、もう少し2−3年くらい飲むのを待ってもいいか。
楽天ショップで 9500円
シャルム・シャンベルタンは、ジュブレ・シャンベルタンの特級畑であり、隣接したマゾワイエール・シャンベルタンもこのシャルム・シャンベルタンを名乗ることができる。
マット・クレイマー ブルゴーニュワインがわかるから。
シャルムは、熟成はどれよりも早く、柔らかい上、果実味が際立っている。思うにシャルムには厳しいという表現は似つかわしくないが、だからといってワイン作りが手ぬるいということは全くない。正直にいえば、特級の中でももっとも地味な存在だが、それでも楽しみ溢れるワインであることに変わりはない。
クライブ・コーツから
Charmesの意味は、チャームから来ているのではなくて、実際にこのワインは、チャーミングであるが、一度捨てられた畑を再度開墾したという意味だそうだ。
下面の土地ほど多くの砂礫を含んだ石やせた灰石が崩れた地質である。以前には、ワイン畑を耕す時に鉄鉱石が出てきたくらいである。マゾワイエールのは、シャルムと比べるとより硬く、豊満で、動物香がしてやや上品さ、純粋さ、芳香の良さ欠ける。
メゾン ニコラ・ポテルには、もうニコラ・ポテルはいない。ネゴシアンであるので、オールド・ヴィンテージも仕入れることができるので、メゾン ニコラ・ポテルのどのワインがニコラ・ポテルによって醸造されたか解り難くなっている。これは、おそらくニコラ・ポテルが在籍中に作られたものだろう
テイスティング: 2012年11月23日
My Rating(評価): 12/20
アクセス数:48