外観 薄いレモンイエロー
香り 柑橘、ハーブ、青い草、かりん、枯れたわら
味わい 優しい甘さとすっきりした酸が印象的である。その後熟した果実の味わいがきらりと光る。液体の旨味と酸が中盤に広がり余韻に繫がる。力強さはないが、すっきりとした柑橘系とミネラルの味わいと旨味が長く残る。
以前に飲んだときよりもソーヴィニョン・ブランの青い草は感じられなくなった。どちらかと言えば、それが、ハーブと、枯れた麦わらのような香りになった気がする。甲州にしては、果実の凝縮感、熟成感は2009年だからか。最後に残る旨味とミネラル感はやはりイセハラのテロワールだろうか。そろそろ僕の好みのピークが来ている気がする。やはり甲州だからそれほどは長持ちしないだろう。
テイスティング: 2012年11月29日
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