Chambolle Musigny Christian Clerget 1999 シャンボール・ミュジニー クリスチャン・クレルジェ

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外観 エッジにオレンジが入った薄いルビー色
香り シナモン、ドライフィグ、ミネラル、柔らかいハーブ、スーボワ、土、大地の香り、なめし革、紅茶、最後に軽くミント、ヴァニラ
味わい 柔らかいふっくらとした甘さがある。優しい熟した果実を柔らかい膨らみを感じる。タンニンは柔らかくこなれている。余韻に中等度、酸と甘さがあり、ほどよいミネラルの感じがする。紅茶の香りが口の中に広がる。
このシャンボール・ミュジニは森の中のような清涼感を強く感じない。どちらかと言えば、モレサンドによりの下の方の斜面か。3本ほど買って1年くらいかけて飲み進めたが、最初は熱劣化していて大丈夫かと思ったのだが、残りの2本は問題なく美味しく飲めた。複数本買って最初のがもう瓶熟成が進み過ぎていると後2本を開けるのがためらってしまう。
マット・クレイマーのブルゴーニュワインがわかるでは、クリスチャン・クレルジェを誉め称えている。ワインは今日のブルゴーニュでは最もみずみずしいもので、いつも色が深く、じつに濃密な味わいがする。名声のよりどころはシャンボール・ミュジニーである。村名格のシャンボール・ミュジニーは一流品だが、本当の自信作は、雄大なスケールで心をとらえる1級レ・シャルムだろう。
村名格のシャンボール・ミュジニーでも深い味わいがあってブルゴーニュらしい特徴が一杯出ている。今が飲み頃である。
テイスティング: 2012年10月 9日
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