Puligny Montrachet 1er Cru Les Folatieres Leflaive 2009 ピュリニ・モンラッシェ・1er・レ・フォラティエール ドメーヌ・ルフレーヴ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

PMfolaLeflaive2009.jpg

外観 レモン・イエロー
香り 柑橘の香り(グレープルーツ、リンゴ)、白桃、ミネラル、バター、ナッツ、甘い花の香り
味わい 柔らかい果実味を感じ、その後ミネラルと柔らかい酸、豊かな果実が口の中に広がる。奇麗な液体である。余韻も長い。ミネラル、熟れた果実、柔らかい酸が長く続く。
2009年のルフレーブは、やはりこの年の特徴があり、酸は控えめで果実感を強く感じる。例年通りミネラル感、透明感はしっかりある。今でも美味しく飲める。ただ酸と果実感のバランスに物足りなさを感じる人は多いだろう。それでもこのワインは美味しい。余韻の中にある奇麗な果実感が飲む人の心を捉えて放さないのだろう。もう少し待った方がもっと美味しくなるだろう。2014−2018年くらいが飲み頃か。
ブルゴーニュを代表するビオディナミの生産者であると同時に、世界を代表する白ワインの生産者でもあるルフレーヴ。
やさしく空気プレスした果汁を24時間のデブルバージュ(発酵前の果汁の不純物などを沈殿させる作業)行い。オーク樽で発酵 期間は平均で2週間ほど。
温度は摂氏25度前後で進み、高いときは28度付近まで上がる。
シャプタリザシオン(補糖)は基本的におこなわない。
樽は主に2/3アリエ産を使用し、1/3ヴォージュ産も使用する。新樽比率はブルゴーニュ・ブラン12%、ヴィラージュで18%、プルミエ・クリュが22%、そしてグラン・クリュでも25%と他のドメーヌに比べ使用比率は低い。
週に2回から3回のバトナージュを行う。
平均で12ヵ月前後の樽熟成を経て、ステンレスタンクに移し6ヵ月ほど熟成させてから瓶詰めを行う。
ドメーヌ ルフレーブのサイト http://www.leflaive.fr/
テイスティング: 2012年9月11日
My Rating(評価): 15/20
アクセス数:74