外観 わずかにグリーンが残るレモン・イエロー
香り 柑橘系の香り、柔らかい樽とキンメリジャン、
味わい 爽やかな酸が口の中に広がり、爽やかな果実の旨味と軽いMLFの旨味が持続する。余韻も長めで、奇麗な酸とミネラルが続く。
アルコール 13%
このワインも美味しいと微笑んでしまう。やはりこれは、パワーがあっていいワインだと言うよりもこうした、旨味のバランスの良さで美味しさを感じさせるワインがいい。
これは、2007年だが、ハーフだったのでもう飲めるんだろう。まだ果実のふくよかさはないが、ミネラルを感じながらすっきりと飲むなら早めに飲んでもいい。それにあまり硬さを感じなかったのは2007年のヴィンテージだからだろう。
クライブ・コーツはレ・クロをこう表現している。
レ・クロはシャブリのグランクリュの中で最大の畑である。ブランショとヴァルミュールに挟まれた南向きの斜面である。土壌は、岩で出来ており、非常に水はけがよい。グランクリュの中でも最高の品質を持ち、 引き締まり硬くそれでいて、生き生きとしている。ミネラルに溢れ、果実に溢れ、長熟であり、深さと強さがあり、非常にエレガントである。レ・クロは、飲み頃になるまで瓶熟成に時間が必要であるが値する。
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テイスティング: 2012年9月21日
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