Charmes Chambertin Vieilles Vignes Henri Perrot-Minot 2001 シャルム・シャンベルタン ペロ・ミノ

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外観 軽くエッジにオレンジがある濃いルビー色
香り 熟した果実、シナモン、柔らかく複雑な大地の香り、なめし革
味わい 柔らかい口あたりの中に果実の甘さを感じる。その後バランスのとれた酸と熟した果実が口の中に広がる。タンニンも感じるがかなりこなれている。余韻も長く、ミネラルとこなれたタンニンのバランスよく口の中で続いていく。
2001年はそろそろ飲み頃になって生きているが、まだまだ熟成できそうである。ペロミノのワインは果実味が強くそこがセールスポイントであるから、その魅力が失われる前がいいんじゃないかと思うんだが。
シャルム・シャンベルタンはシャンベルタンの下にある畑、そしてマゾワイエール・シャンベルタンは、ラトリシエール・シャンベルタンの下にある畑でモレ・サン・ドニに接している。この畑は隣同士でマゾワイエールは、シャルムを名乗っていもいいことになっている。
ジュブレ・シャンベルタンの中でシャルム・シャンベルタンは一番わかりやすいと言われる。熟成はどこよりも早く、柔らかく果実味が際立っている。ジュブレ・シャンベルタンの中でも厳しさがなく柔らかい味わいのワインである。
Charmes シャルムと言う名前はブルゴーニュにはたくさんつけられていているんだが、確かにこのワインは、チャーミングであるが、chaume(切り株、切り株畑)から来ていて一度、この畑は放置されたが、再度植えなおされている。
ペロミノは、マゾワイエールにも畑を持っていてマゾワイーエルの名前で出しているので、これはシャルム・シャンベルタンの畑のみで作られたもの。
ドメーヌ ペロ・ミノのサイト http://www.perrot-minot.com
二つのソーティングテーブルを使い厳しく選果する。完全除梗
1週間の低温浸漬(14℃)、自然酵母で発酵、パンビングオーバーとほんの少しのピジャージュ、発酵終了後2日間清置して、樽に入れて12−14ヶ月熟成させる。澱引きはほとんどしなく、瓶詰め前に一度行うのみ。
木樽は、TronçaisとBertrange (in Allier)を使用。グランクリュには新樽は50%で、1年樽が25% 2年樽を25%使用する。
無濾過で重力によってのみ清澄して瓶詰めする。
テイスティング: 2012年7月13日
My Rating(評価): 14/20
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