このワインはいつも僕が通っているオー・ボン・ブルゴーニュで店長の小木曽さんが盛田甲州ワイナリーに頼んで自分好みで作ったワインである。
エチケットにほとんどこのワインのセールスポイントが書かれている。柑橘香と無濾過である。
リーをボトル内に残しているところがオリジナルと言っていいかも。ボトルを振るとリーが舞ってワインが濁るんだけどそこが狙い。普通のワインでリーはシュールリーをしてアミノ酸の旨味をだすのが目的だけど、これはワインの味わいに果実味をもたせる為にしてある。
暑い夏に飲むのに適していて、白ワインよりやや低めの温度10度以下で飲むのがいい。
外観 振った後なので 白く濁った極薄いイエロー
香り 柑橘、爽やかな青リンゴ、淡い白い花の香り
味わい さっぱりときりっとした酸がしっかりある。柑橘の香りも口の中に広がり、そして最後にある軽い苦味を口の中を引き締める。
美味しいワインである。さすが、小木曽さんが考えて作ったワインである。このワインは、甲州にケルナーが２０％入っていて、柑橘の香りが出るようにうまいブレンドがされている。アルコール度数12%
暑い夏にはこういった軽めですっきりしたワインがいい。
テイスティング: 2012年7月28日
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