外観 やや濃いめのレモン・イエロー
香り 甘いバター、ナッツ、黄桃、柑橘系の香り。
奇麗な完熟した果実の香りとまだ酸があるフレッシュな果実の香りがバランスよく混じっている。そこに上品な樽をたっぷりかけている香りとマッチしている。
味わい やや甘い果実を感じる。その後凝縮した完熟した果実の味わいが口の中に広がる。樽の甘さも広がる。余韻も長い。最後に奇麗さフレッシュな酸があり、飽きずに次々と杯が進む。
バランスのよい美味しいワインである。
当主ピエールはピュリニー最上のドメーヌと評されるルフレーヴの醸造長を15年以上にわたり務めていた経歴の持ち主。ピエール・モレのワインには2種類がある。ひとつはドメーヌ・ピエール・モレ、もうひとつがメゾン・モレ=ブラン――ブランは伴侶の旧姓――で、ピエール・モレは純然たるドメーヌ産である一方、モレ=ブランのほうは所謂ネゴシアンものとなる。
テイスティング: 2012年5月 3日
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