Chablis Grand Cru Les Clos Domaine Long-Depaquit 2002 シャブリ グラン・クリュ レ・クロ ロン・デパキ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

ClCLoDe02.jpg

外観 濃いめのレモン・イエロー
香り 熟した果実の蜜、樽と渾然一体になったキンメッリッジ、ややスモーク、ミネラル、ヨウド香など
味わい 奇麗な酸とまろやかな果実の味わい、余韻は長く強いミネラルを感じる。
ドメーヌ・ロン・デパキ(アルベール・ビショ)
シャブリのグランクリュの中でも最大の畑にして、最高の畑であるのがレ・クロ。
ロン・デパキは以前ステンレスのみによる醸造を行っていたが、2000年頃より樽発酵を徐々に復活。レ・クロはグラン・クリュのなかで最もパワフルで強いミネラルで、時間の経過ともに湧き上がってくる。2002年は35%の樽使用。これは、ムトンヌの樽比率よりも高い。
このワインは後日、再度飲んだが、徐々に味わいが良くなっている。
味わい 酸と液体の厚みを最初に感じる。熟した果実が口の中に広がる。杏、黄桃などの果実感が口の中に広がる。バター、ナッツも控えめだがアクセントになっている。香りの印象よりも強い果実感を感じる。酸も十分にあるが暖かい果実感の方が優勢である。余韻も長く強いミネラルを感じる。
スワイがにのリゾットに合わしたが、やはり樽をかけてMLFをしたシャルドネには、甲殻類はぴったりあう。

大きな地図で見る
テイスティング: 2012年5月16日
My Rating(評価): 14/20
アクセス数:52