Les Forts de Latour 1976 レ・フォール・ド・ラトゥール

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外観 エッジにややオレンジがかかったガーネット色
香り 焦げた土、シガー、トリュフ、熟成したカベルネの香りなのか メルローがマ混じっているのか なめし革
味わい まろやかな甘いワインの味わいから、複雑な味わいが口の中に広がる。カベルネのミントも味わいの中にある。
余韻は長く、ボリュームがあり細かくこなれたタンニンのテキスチュアーが最後に感じられる。
香りから来る熟成感の割に色合いはまだしっかりしている。 やや未熟な??カベルネの熟成した香りが中心ではあるが、テキスチュァーは本当に奇麗で、余韻もしっかりとして長いのでいいワインであるのはわかる。ややオフビンのラスカーズかと思ってしまった。
パーカーは、もう1976は飲み頃を過ぎていると言っている。パーカーの言う飲み頃は僕には、やや早すぎると考えるが、このレ・フォール・ド・ラトゥールは今が最後の飲み頃と思う。そろそろ飲んでしまわなくては。
1976についてのコメントは、ラトゥールでもパーカー4版にはのっていない。
ヴィンテージの特徴は、ポイヤックは三ツ星。暑い、干ばつのヴィンテージ。収穫の前に雨が降らなければ、ひょっとすると1970年代を代表するヴィンテージと証明されたかもしれない。
収穫量は多く、ぶどうも完熟しており、ワインのタンニンレベルが良好だったが、酸のレベルは低く、pHは危険な程高かった。1976年最高のワインは、出荷以来素晴らしく柔らかい、しなやかな、フルーティな飲み心地だった。


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テイスティング: 2012年3月21日
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