La Tâche 1994 ラ・ターシュ

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外観 オレンジがエッジに入った濃いルビー色
香り 上品なスパイスの塊である、スッとするミントもしっかりある、深い土の香り
味わい やさしくタンニンが溶け込んだ奇麗な味わい。前に飲んだシャンベルタンとちがう非除梗の味わい、味わいの中に締まりがある感じが広がる。余韻も奇麗に長く続く。もっと、パワフルなワインを想像していたが、何も引っかかりのない澄んだ静かな味わいである。これは、1994年と言う事もあるんだろう。どんどん飲めてしまうのには驚いた。
ラ・ターシュと、ロマネ・コンテぃはよく比べられるワインだが、ブルゴーニュの憧れの的であるのは間違いない。これにリシュブールを入れて、三銘柄は、本当にレベルが高い。確かに値段も高いんだから仕方がないのだが。
ジャッキー・リゴーは、ラ・ターシュを褒めちぎって止まらない。求愛の啼き声をあげたくなるワインがあるそれは、ラ・ターシュだ。あらゆるブルゴーニュのワインのなかでも無上の喜びをもたらしてくれる、それこそ生涯をともにしたい1本である。そのテロワールの風味は深くて強く、やさ味があり、ほれぼれとするような土の精気にみちえ、虜にはならずにはいられない.
1994は、あまり良いヴィンテージはないが、90年代のもう一つの悪いヴィンテージ1992よりは良い。特に、ニュイの方では、10月初旬まで収穫をまったドメーヌの1級、特級はまだまだ保管できるようだ。Clive Coteは、これに18.5/20点を付けている

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テイスティング: 2012年3月 3日
My Rating(評価): 18/20
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