Chateau Margaux 2001 シャトー マルゴー

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外観 ややエッジに紫があるガーネット色
香り 香水、スミレ、カシス、上品な新樽の香り。肉感的な女性と言うよりは、上品な香水そのものような印象である。
味わい すっと流れる液体である。口の中で果実と酸が大きく広がる。これほどの広がりはなかなかない。 余韻は味わいがしっかりと残ると言うよりは、香りがいつまでもいつまでも続く。
いつもシャトー マルゴーは女王のように例えられるが、僕にはあまり女性のイメージが浮かんでこない。なにか香水そのもののような完成されたものだ。それにやっぱりシャトー マルゴーは何かこのワインに特徴的な香りがあるような気がする。
今でも美味しく飲めるんだが、やっぱりこうしたワインは飲み頃のピークで飲みたいものである。まだ5−10年は待った方が良いかも。
2001 ボルドー4版 パーカー より
瓶詰めされてから出来が良くなったシャトー・マルゴーの2001年は、いくらか1985年と1999年の双方をしのばせる。エレガントは、継ぎ目のない作りの作品だ。深みのあるルビー/紫をしており、見事なノーズは、花、クレーム・ド・カシス、ブラックベリー、西洋杉でブレンド比率は、カベルネ・ソーヴィニヨン82%、メルロ7%、プティ・ヴェルド7%、カベルネ・フラン4%である。外交的で豪華な美酒で、今までも飲めるし、15~20年はセラーで寝かせられる。このヴィンテージで最もエレガントなワインの一つだ。

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テイスティング: 2011年12月23日
My Rating(評価): 16/20
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