Barbera d'Alba Conca Tre Pile Aldo Conterno 2007 バルベーラ・ダルバ  コンカ・トレ・ピーレ アルド・コンテルノ

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

BAAC07.jpg

外観 ややエッジにオレンジ色と紫色が混在するガーネット色。
香り カシス、スパイス(ハッカ)、新樽、甘い果実、カシスリキュール、やや田舎っぽさがある特徴のある香りがある。
味わい どっしりした口あたり。溢れるフレッシュな果実の強さを感じる。どこか昔食べた飴玉のような感じがある。酸もある。最後に強いアルコール感と溢れる果実が余韻に残る。すこし歯茎に感じるタンニンを感じる。
アルコール15%
アルド・コンテルノのサイトhttp://www.poderialdoconterno.com/
2008年の資料
ぶどう品種: Barbera.
ぶどう畑: Conca Tre Pile in Bussia (Monforte d'Alba).
収穫: 手積みで良いぶどうだけを選ぶ
収穫時期: 10月初旬
発酵: ステンレスタンクで発酵 発酵期間: 8-10日間かもし発酵 26−28度
発酵後数ヶ月ステンレスタンクに置き、その後数回澱引きをして100%新樽のバリックでで12ヶ月熟成させる。
コンカ・トレ・ピーレは、ブッシアの丘陵地にあり、メインはバルベーラを植えている。その樹齢は最高45年である。
バルベーラ・ダルバは2011年では、D.O.C.で、バルベーラ100%で木樽熟成が1年される。バルベーラ・ダスティはD.O.C.G.であるがバルベーラは85%以上 Colli Astianiのみ90%以上。
バルベーラ イタリアワインがわかる マット・クレイマー
オークの小樽は、バルベーラの口あたりに磨きをかけた。それはまたお化粧のような働きをして、この品種が生来もつかすかなゴムのような匂いを隠してくれる。オークの持つタンニンの分子が、ワインの色素であるアントシアニンをいわば、定着させるおかげで、色調は深まり、持続力も増し、結果としてはワインはより安定し酸化しにくくなった。
優れたバルベーラは、濃厚で豊かな果実味と、力強い中に微かにスパイスがよぎる芳香が身上であり、きりりとした酸味が口中をすっきりさせてくれる。
バルベーラ・ダルバ
優れたバルベーラは濃い色をしていて、溢れだすような豊かな味わいは、サクランボ、ラズベリー、黒スグリ、スパイスなどを思わせる。バルベーラは、普通栽培されている赤ワインのぶどうとしては、最もタンニンの少ないものに数えられる。だが同時に酸はかなり強いため、濃厚な味のピエモンテ料理と相性が良い。
バルベーラ・ダルバのランゲ地区は、ネッビオーロが君臨しているが、立地のよい著ウーク質の丘の斜面で日照の良い所は濃厚でどっしりとしていて、まぎれもないミネラル的要素がある。バルベーラ・ダスティも丘がちなところで生まれるが、その風景はもっとずっとなだらかである。アスティの地では、バルベーラが君臨している。
バルベーラ・ダスティの方がバルベーラ・ダルバよりも酸がすこし強いように感じられる。掛け値なしに、優れたバルベーラの頂点は、やはりバルベーラ・ダルバが押さえいている。
オークの小樽は、バルベーラの口あたりに磨きをかけた。それはまたお化粧のような働きをして、この品種が生来もつかすかなゴムのような匂いを隠してくれる。オークの持つタンニンの分子が、ワインの色素であるアントシアニンをいわば、定着させるおかげで、色調は深まり、持続力も増し、結果としてはワインはより安定し酸化しにくくなった。
優れたバルベーラは、濃厚で豊かな果実味と、力強い中に微かにスパイスがよぎる芳香が身上であり、きりりとした酸味が口中をすっきりさせてくれる。
テイスティング: 2011年12月23日
My Rating(評価): 14/20
アクセス数:170