ワインの古酒には危険がつきもの

今までネット一番安い値がついたものを買っていたが、最近古酒を買い初めてなかなかいいものに当たらない。特に、コルクがもう細くなっていてボトルの中に落ち始めているものに出会う。熱劣化とは違い、酸化してしまっている。もう酢になっていることもある。
特にイタリア、スペインである。
ペスケラ クリアンサ 1989
これは、コルクはもう下に下がっていた。それでもなんとか飲めるが、どんどん酸が強くなって酢になっていく。
ビオンディ・サンティ ブルネロ・モンタルチーノ 1981
これもコルクが下に下がっていた。本当にキャップシールを外してでもコルクを確認した方がいいくらいだ。これは酸化はかなり進んでいて酢に近い。残念。
なかなかイタリア、スペインのいい状態の古酒に巡り会わないので買ったみたのだが、失敗だった。以前にもニュイ・サン・ジョルジュのワインでアメリカ経由の買ったことがあるが、こちらは熱劣化していた。アメリカはワインのボトルの温度管理がずさんであり、熱劣化の可能性が高い。
安いワインを買って失敗していることが多いのですこしワインの買い方も変えなければ。
やっぱりよい作り手のワインが飲みたい。それも、よいヴィンテージで、保存状態がよいワインが飲みたい。それには、値段が少し高くてもしっかりした出所で、保管状態がよいものを選ばなくてはいけないんだろう。
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